すべての Android デバイスが Kaspersky Security Center 管理サーバーに接続できない場合の対処方法
更新日: 2024年9月16日
Article ID: 15961
本記事の対象となるアプリケーションとバージョンを表示する
- Kaspersky Security Center 14.2(バージョン 14.2.0.26967)
- Kaspersky Security Center 14(バージョン 14.0.0.10902)
- Kaspersky Security Center 13.2(バージョン 13.2.0.1511)
- Kaspersky Security Center 13.1(バージョン 13.1.0.8324)
- Kaspersky Security Center 13(バージョン 13.0.0.11247)
問題
Android デバイスから Kaspersky Security Center 管理サーバーに接続できず、Kaspersky Endpoint Security for Android と管理サーバーの同期がエラーで終了します。
原因
この問題の原因として可能性が高いのは、管理サーバーのモバイル証明書の有効期限切れです。
有効期限が切れる前に証明書を必ず再発行しておく必要があります。それにより、デバイスの管理ができなくなることを防止できます。予備の証明書を使用した再発行のスケジュールを設定する方法については、下記 を参照してください。
解決方法
ステップ 1.管理サーバーの証明書を再発行します
- Kaspersky Security Center を開き、管理サーバーのコンテキストメニューで [ プロパティ ] を選択します。
- [ 管理サーバー接続設定 ] → [ 証明書 ] の順に移動します。
- [ モバイルデバイスによる管理サーバー認証 ] ブロックで、[ 管理サーバーを使用して発行された証明書 ] を選択し、[ 有効期限 ] フィールドで証明書の有効期限が切れていることを確認します。
- [ 再発行 ] をクリックします。
- [ 接続アドレス ] ブロックで、[以前の接続アドレスを使用] オプションにチェックを入れます。
- [ アクティベーション期間 ] ブロックで、[ 即時 ] を選択し、[ OK ] をクリックします。
ステップ 2.Android デバイスで有効期限の切れた証明書を更新します
再度管理できるようにするには、すべてのデバイスに Kaspersky Security 10 for Mobile を再インストールします。証明書を変更できるのは再インストールまたはアップデート後のみであるため、この作業が必要になります。
- すべてのデバイスでアプリケーションを削除します。
- 状況に応じて適切な方法でデバイスにアプリケーションを再インストールします(インストールパッケージを使用するか、手動、または Google Play/App Store を使用します)。
予備の管理サーバー証明書を構成する方法
モバイル証明書の有効期限が切れる30日前までに、バックアップのモバイル証明書を作成することをお勧めします。
- Kaspersky Security Center を開き、管理サーバーのコンテキストメニューで [ プロパティ ] を選択します。
- [ 管理サーバー接続設定 ] → [ 証明書 ] の順に移動します。
- [ モバイルデバイスによる管理サーバー認証] ブロックで、[ 管理サーバーを使用して発行された証明書 ] を選択し、[ 再発行 ] をクリックします。
- [ 接続アドレス ] ブロックで、[ 以前の接続アドレスを使用 ] を選択します。
- [ アクティベーション期間 ] ブロックで [ 次の日数経過後 ] を選択し、日数を指定します。この日数が経過すると、管理サーバーで現在のモバイル証明書がこの予備の証明書に置き換えられます。現在の証明書の有効期限が切れる前に更新が行われます。
- [ OK ] をクリックします。