管理グループの構造の自動作成
Kaspersky Security Center では、グループ構造作成ウィザードを使用して管理グループの構造を作成できます。
このウィザードは、次のデータに基づいて管理グループの構造を作成します:
- Windows ドメインとワークグループの構造
- Active Directory グループの構造
- 管理者が手動で作成するテキストファイルの内容
テキストファイルを生成する際は、次の要件を満たす必要があります:
- 各新規グループの名前は、改行して行頭から指定します。区切り文字は改行文字で開始する必要があります。空白行は無視されます。
例:
Office 1
Office 2
Office 3
第 1 階層レベルの 3 つのグループが対象グループに作成されます。
- ネストされたグループの名前はスラッシュ記号(/)を使用して入力します。
例:
Office 1/Division 1/Department 1/Group 1
ネストされた 4 つのサブグループが対象グループに作成されます。
- 同じ階層レベルに複数のネストされたグループを作成するには、「グループの絶対パス」を指定する必要があります。
例:
Office 1/Division 1/Department 1
Office 1/Division 2/Department 1
Office 1/Division 3/Department 1
Office 1/Division 4/Department 1
第 1 階層レベルの 1 つのグループ Office 1 が指定のグループに作成されます。このグループには同じ階層レベルの 4 つのネストされたグループ「Division 1」「Division 2」「Division 3」「Division 4」が含まれます。これらの各グループには、「Department 1」グループが含まれます。
ウィザードを使用して管理グループの階層を作成する場合、ネットワークの整合性に影響はありません:既存のグループを置き換える代わりに、新しいグループが追加されます。クライアントデバイスを管理グループに移動すると、[未割り当てデバイス]グループから削除されるため、そのクライアントデバイスを再び管理グループに含めることはできません。
管理グループ構造の作成中、デバイスが何らかの理由(停止していた、またはネットワークに接続されていなかった)で[未割り当てデバイス]グループに含まれていなかった場合、そのデバイスが管理グループに自動で移動されることはありません。ウィザードが完了したら、デバイスを手動で管理グループに追加できます。
管理グループの構造の自動作成を開始するには:
- コンソールツリーで[管理対象デバイス]フォルダーを選択します。
- [管理対象デバイス]フォルダーのコンテキストメニューで、[すべてのタスク]→[グループ構造の新規作成]の順に選択します。
新規管理グループ構造作成ウィザードが開始します。ウィザードの指示に従ってください。