新機能
新機能
Kaspersky Security Center 14.2
Kaspersky Security Center 14.2 にはいくつかの新機能と機能強化が追加されています:
- 新しいハードニングガイドがリリースされました。このガイドを注意深く読み、セキュリティに関する推奨事項に従って Kaspersky Security Center とネットワークインフラストラクチャを構成することを強く推奨します。
また、Kaspersky Security Center の最新アップデートをインストールしてください。このアップデートには、ユーザーアカウントの二段階認証などのインフラストラクチャ保護機能が含まれています。
- カスペルスキーのサーバーへのアクセスが自動的に検証されるようになりました。システム DNS を使用したサーバーへのアクセスが不可能な場合は、パブリック DNS を使用します。
- 仮想管理サーバーのユーザー権限を、プライマリ管理サーバーから独立していつでも設定できます。また、プライマリサーバーユーザーに仮想サーバーを管理する権限を割り当てることもできます。
- Kaspersky Security Center が、次の DBMS の使用をサポートするようになりました:
- PostgreSQL 13.x
- PostgreSQL 14.x
- Postgres Pro 13.x(すべてのエディション)
- Postgres Pro 14.x(すべてのエディション)
- MariaDB 10.1、10.4、10.5
- Kaspersky Security Center Web コンソールを使用してファイルにポリシーとタスクをエクスポートしてから、ポリシーとタスクを Kaspersky Security Center Windows または Kaspersky Security Center Linux にインポートできます。
- [プロキシサーバーを使用しない]が次のタスクから削除されました:
- 管理サーバーのリポジトリへのアップデートのダウンロード
- ディストリビューションポイントのリポジトリにアップデートをダウンロード
- クラウド環境でクライアントデバイスを保護するために、Kaspersky Security for Windows Server の代わりに Kaspersky Endpoint Security for Windows を導入できます。この機能は、Kaspersky Endpoint Security 12.0 for Windows のリリース後に使用できるようになりました。
- 暗号化鍵の操作は、[一般的な機能]:[暗号化キーの管理]機能領域のアクセス権によって制限されるようになりました。Kaspersky Security Center のユーザーは、読み取り権限がある場合は暗号化鍵をエクスポートでき、書き込み権限がある場合は暗号化鍵をインポートできるようになりました。
Kaspersky Security Center 14
Kaspersky Security Center 14 にはいくつかの新機能と機能強化が追加されています:
- 分離されたネットワーク内のサードパーティ製ソフトウェア(Microsoft 製ソフトウェアを除く)のアップデートをインストールして脆弱性を修正できます。このネットワークには管理サーバーと、インターネット接続のない管理対象デバイスが含まれます。この種類のネットワークの脆弱性を修正するには、インターネットアクセスが可能な管理サーバーを使用して必要なアップデートをダウンロードし、分離された管理サーバーにパッチを転送する必要があります。
- モバイルユーザー用の接続プロファイルが、macOS デバイスに追加されました。接続プロファイルを使用すると、macOS デバイスのネットワークエージェントのルールを設定し、同一または異なる管理サーバー(デバイスの位置により異なる)へ接続できます。
- ネットワークエージェントが、Microsoft Windows 10 IoT Enterprise のデバイスへインストールできるようになりました。
- 脅威レポートの設定で、脅威のリストをフィルタリングし、Cloud Sandbox で検知された脅威のみを表示することが可能になりました。
- Kaspersky Security Center が Kaspersky Industrial CyberSecurity for Linux Nodes 1.3 を管理対象アプリケーションとしてサポートするようになりました。
Kaspersky Security Center Web コンソールにはいくつかの新機能と機能強化が追加されています:
- [ダッシュボードのみモード]は、ネットワークを管理してはいないが、Kaspersky Security Center でネットワークの保護ステータスを表示する必要がある社員(幹部社員など)に対して設定することができます。ユーザーがこのモードを有効にすると、事前設定されたウィジェットのあるダッシュボードのみが表示されます。このように、すべての管理対象デバイスの保護ステータスや、最近検知された脅威数、またはネットワーク内で頻繁に検知される脅威など、ウィジェットで指定された統計情報を管理できます。
- Kaspersky Security Center Web コンソールがセキュリティ製品として Kaspersky Security for iOS をサポートするようになりました。
- タスクのプロパティで、サブグループおよびセカンダリ管理サーバー(仮想サーバーを含む)にタスクを適用するかどうかを指定できるようになりました。
- Kaspersky Security Center が Kaspersky Industrial CyberSecurity for Linux Nodes 1.3 を管理対象アプリケーションとしてサポートするようになりました。
Kaspersky Security Center 13.2
Kaspersky Security Center 13.2 にはいくつかの新機能と機能強化が追加されています:
- 管理サーバー、管理コンソール、Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールおよびネットワークエージェントを次の新しいオペレーティングシステムにインストールすることができます(詳細については、ソフトウェア要件を参照してください):
- Microsoft Windows 11
- Microsoft Windows 10 21H2(October 2021 Update)
- Windows Server 2022
- MySQL 8.0 をデータベースとして使用できます。
- カスペルスキーのフェールオーバークラスターに Kaspersky Security Center を導入し、Kaspersky Security Center の高可用性を実現できます。
- Kaspersky Security Center は IPv4 アドレスと同様に IPv6 アドレスでも動作するようになりました。管理サーバーが IPv6 アドレスのデバイスを持つネットワークを検索できるようになりました。
Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールにはいくつかの新機能と機能強化が追加されています:
- Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールを介して Android を実行しているモバイルデバイスを管理できるようになりました。
- 「マーケットプレイス」が新しいメニューセクションとして使用可能になりました。Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールを使用してカスペルスキー製品を検索できます。
- Kaspersky Security Center は次のカスペルスキー製品をサポートするようになりました:
- Kaspersky Endpoint Detection and Response Optimum 2.0
- Kaspersky Sandbox 2.0
- Kaspersky Industrial CyberSecurity for Networks 3.1
Kaspersky Security Center 13.1
Kaspersky Security Center 13.1 にはいくつかの新機能と機能強化が追加されています:
- SIEM システムとの連携が強化されました。暗号化チャネル(TLS)を使用して、イベントを SIEM システムへエクスポートできるようになりました。この機能は Kaspersky Security Center Web コンソールおよび MMC ベースの管理コンソールで使用できます。
- 管理サーバーでパッチを配布パッケージの形式で受信できるようになりました。パッケージは、今後のバージョンで将来使用することも可能です。
- Kaspersky Endpoint Detection and Response Optimum 用の新規セクション [Alerts]が、 Kaspersky Security Center 13.1 Web コンソールに追加されました。Kaspersky Endpoint Detection and Response Optimum が検知する脅威に対する操作で使用する、いくつかの新規ウィジェットも追加されました。
- Kaspersky Security Center 13.1 Web コンソールを使用して、カスペルスキー製品ライセンスの有効期間の終了に関する通知を受信できるようになりました。
- Kaspersky Security Center 13.1 Web コンソールの応答時間が短縮されました。
Kaspersky Security Center 13
Kaspersky Security Center 13 Web コンソールでは、次の機能が追加されています:
- 二段階認証を実装しました。Kaspersky Security Center 13 Web コンソールへの不正なアクセスのリスクを減少させる二段階認証を有効にすることができます。
- NTLM および Kerberos プロトコルを使用したドメイン認証を実装しました(シングルサインオン)。シングルサインオン機能を使用することで、Windows のユーザーは企業のネットワークのパスワードを再入力することなく Kaspersky Security Center 13 Web コンソールで安全な認証を有効にできます。
- Kaspersky Managed Detection and Response で使用するプラグインを設定できるようになりました。これは、インシデントの表示やワークステーションの管理に使用できます。
- 管理サーバーのインストールウィザードで Kaspersky Security Center 13 Web コンソールの設定を指定できるようになりました。
- アップデートやパッチの新しいリリースに関する通知が表示されます。アップデートをすぐにインストールすることも、後でインストールすることもできます。Kaspersky Security Center 13 Web コンソールを介して管理サーバーのパッチをインストールすることができるようになりました。
- 表での作業時に、順番や列の幅を指定したりデータを並べ替えたり、ページサイズを指定したりできるようになりました。
- 名前をクリックしてレポートを開けるようになりました。
- 韓国語で Kaspersky Security Center 13 Web コンソールが利用できるようになりました。
- [監視とレポート]メニューで、カスペルスキーからの通知が新しいセクションとして使用できるようになりました。このセクションには、Kaspersky Security Center のバージョンと、管理対象デバイスにインストールされている管理対象アプリケーションに関連する情報が提供されます。このセクションの情報は、古い通知を削除し、新しい情報を追加することで定期的に更新されます。通知が不要であれば、カスペルスキーからの通知を無効にすることができます。
- ユーザーアカウントの設定を変更した後に追加の認証を実装しました。不正な変更からのユーザーアカウントの保護を有効にすることができます。このオプションが有効になっていると、ユーザーアカウントの編集にはユーザー認証が要求されます。
Kaspersky Security Center 13 で追加された機能は次の通りです:
- 二段階認証を実装しました。管理コンソールへの不正なアクセスのリスクを減少させる二段階認証を有効にすることができます。このオプションをオンにすると、ユーザーアカウントの編集にはユーザー認証が要求されます。KES デバイスの二段階認証を有効または無効に設定できるようになりました。
- HTTP を通して管理サーバーにメッセージを送ることができます。管理サーバーの OpenAPI を使用するための Python ライブラリとリファレンスガイドが利用できるようになりました。
- iOS MDM サーバー証明書の有効期限が切れた後、管理対象 iOS デバイスへのシームレスな切り替えを可能とするために、iOS MDM プロファイルで使用する予備証明書を発行できます。
- マルチテナンシーアプリケーションフォルダーは管理サーバーに表示されなくなりました。
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フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。
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