Azure SQL へのデータベースの移行
Azure SQL へのデータベースの移行
Azure 環境への管理サーバーの導入の完了後、オンプレミスのデバイスから Azure SQL へ Kaspersky Security Center のデータベースを移行できます。Azure SQL データベース用の Azure ストレージアカウントが必要です。管理サーバーに Microsoft SQL Server データ層アプリケーションフレームワーク(DacFx)と SQLSysCLRTypes が必要です。
データベースの移行を実行するには:
- Azure ストレージアカウントを作成していることを確認します。
- 管理サーバーに SQLSysCLRTypes と DacFx が存在することを確認します。
Microsoft SQL Server Data-Tier Application Framework(17.0.1 DacFx) と SQLSysCLRTypes(使用する SQL Server のバージョンに対応するバージョンを選択してください)を Microsoft の公式 Web サイトからダウンロードできます。
- 物理管理サーバー(オンプレミス)で、[Azure 形式へ移行]をオンにしてカスペルスキーのバックアップユーティリティを実行し、管理サーバーのデータのバックアップを作成します。
- バックアップファイルを Azure 環境の管理サーバーにコピーします。
管理サーバーがインストールされている Azure 仮想マシンには十分な空き容量があるようにしてください。Azure 環境では、データベースの移行プロセスに対応できるように、仮想マシンにディスク容量を追加できます。
- Microsoft Azure 環境の管理サーバーで、カスペルスキーのバックアップユーティリティを対話モードで起動します。
バックアップと復元ウィザードが開始します。
- [処理の選択]ステップで、[管理サーバーデータを復元]を選択し、[次へ]を選択します。
- [設定の復元]ステップで、[バックアップ保存先フォルダー]の横の[参照]をクリックします。
- 表示される[オンラインストレージへサインイン]ウィンドウで、次の情報を入力し[OK]をクリックします:
- [ローカルバックアップから移行]を選択します。
[参照]を選択できるようになります。
- [参照]をクリックし、バックアップファイルをコピーした Azure 環境の管理サーバー上のフォルダーを選択します。
- [次へ]をクリックして、手順を完了します。
Azure ストレージを使用している Azure SQL データベースにデータが復元されます。Azure 環境での以降の Kaspersky Security Center の利用にこのデータベースを使用できます。
文書中で引用されている Web ページのアドレスの正確性は、Kaspersky Security Center のリリース日時点のものです。
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