管理サーバーのメンテナンス
管理サーバーのメンテナンス
管理サーバーのメンテナンスにより、管理サーバーのフォルダー内のスペースを解放し、不要になったオブジェクトを削除して定義データベースのサイズを縮小できます。これにより、アプリケーションのパフォーマンスと動作の信頼性が向上します。管理サーバーのメンテナンスは、少なくとも週 1 回は実施してください。
管理サーバーのメンテナンスは、専用のタスクで実施されます。管理サーバーのメンテナンス時、次の処理が実行されます:
- ストレージフォルダーから不要なフォルダとファイルを削除します。
- テーブルから不要なレコード(「ダングリングポインター」とも呼ばれます)を削除します。
- キャッシュをクリアします。
- 定義データベースを管理します(DBMS として SQL Server または PostgreSQL を使用する場合):
- 定義データベースのエラーをチェックします(SQL Server でのみ使用可能)
- データベースのインデックスを再編成する
- データベースの統計情報を更新する
- データベースを縮小する(必要に応じて)
管理サーバーのメンテナンスタスクは、MariaDB バージョン 10.3 以降をサポートします。MariaDB バージョン 10.2 以前を使用する場合、管理者はこの DBMS を独自に維持する必要があります。
管理サーバーのメンテナンスタスクは、Kaspersky Security Center をインストールすると自動的に作成されます。管理サーバーのメンテナンスタスクを削除してしまった場合は、手動で作成することができます。
管理サーバーのメンテナンスを作成するには:
- メインメニューで、[デバイス]→[ タスク]の順に移動します。
- [追加]をクリックします。
新規タスクウィザードが起動します。
- ウィザードの[新規タスク]ウィンドウで、タスク種別に[管理サーバーのメンテナンス]を選択し、[次へ]をクリックします。
- 引き続きウィザードの指示に従って操作します。
作成したタスクはタスクリストに表示されます。1 台の管理サーバーに対して実行できる管理サーバーのメンテナンスタスクは 1 つのみです。管理サーバーに対して、既に 管理サーバーのメンテナンス タスクが作成されている場合は、新たに 管理サーバーのメンテナンス タスクを作成することはできません。
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