デバイスでの手動によるアップデートのインストール
クイックスタートウィザードの[アップデート管理設定]ページで[必要なアップデートの検索とインストール]を選択した場合、アップデートのインストールと脆弱性の修正タスクが自動的に作成されます。[管理対象デバイス]フォルダーの[タスク]タブでタスクの実行または停止を行うことができます。
クイックスタートウィザードで[必要なアップデートの検索]を選択した場合、[アップデートのインストールと脆弱性の修正]タスクによりクライアントデバイスでソフトウェアのアップデートをインストールできます。
次の操作を実行できます:
- アップデートのインストールタスクを作成する。
- 既存のアップデートインストールタスクにアップデートのインストールのルールを追加する。
- 既存のアップデートインストールタスクの設定で、アップデートのテストインストールを設定する。
管理対象デバイス上のサードパーティアプリケーションをアップデートしたり、サードパーティアプリケーションの脆弱性を修正したりする場合、ユーザーの操作が必要になる場合があります。たとえば、サードパーティのアプリケーションが開いている場合、終了するように指示される場合があります。
インストールタスクの作成によるアップデートのインストール
次の操作を実行できます:
- 特定のアップデートのインストールタスクを作成する。
- アップデートを選択し、同一および類似のアップデートのインストールタスクを作成する。
特定のアップデートをインストールするには:
- コンソールツリーの[詳細]→[アプリケーションの管理]フォルダーで、[ソフトウェアのアップデート]サブフォルダーを選択します。
- 作業領域で、インストールするアップデートを選択します。
- 次のいずれかの手順を実行します:
- 選択したアップデートのリストからいずれかを右クリックし、[アップデートのインストール]→[新規タスク]の順に選択する。
- 選択したアップデートの情報ボックスで、[アップデートのインストール(タスクの作成)]をクリックする。
- アプリケーションの以前のアップデートをインストールするかを確認するダイアログで、いずれかを選択します。選択したアップデートのインストールに必要な場合に中間バージョンのインストールに同意する時は、[はい]をクリックします。途中のバージョンのアプリケーションをインストールせずに、アプリケーションを目的のバージョンまで直接アップデートしたい場合は、[いいえ]をクリックします。以前のバージョンのアプリケーションをインストールせずに選択したアップデートをインストールできない場合は、アプリケーションのアップデートは失敗します。
アップデートのインストールと脆弱性修正タスク作成ウィザードが起動します。ウィザードの指示に従ってください。
- ウィザードの[オペレーティングシステムの再起動のオプションを選択]ウィンドウで、タスク完了後にクライアントデバイスのオペレーティングシステムの再起動が必要になった場合の処理を選択します。
- ウィザードの[タスクスケジュールの設定]ページで、タスク開始のスケジュールを作成できます。必要に応じて、次の設定を指定します:
- ウィザードの[タスク名の定義]ウィンドウで、作成中のタスク名を指定します。タスク名は 100 文字以下で、特殊文字("*<>?\:|)を含めることはできません。
- [タスク作成の終了]ウィンドウで、[終了]をクリックしてウィザードを終了します。
ウィザード終了後にすぐにタスクを開始するには、[ウィザードの終了後にタスクを実行]をオンにします。
ウィザードが完了すると、[アップデートのインストールと脆弱性の修正]タスクが[タスク]フォルダーに表示されます。
アップデートのインストールと脆弱性の修正タスクのプロパティで、アップデートのインストール前にシステムコンポーネント(前提条件)の自動インストールを有効にすることができます。このオプションがオンになっていると、アップデートの前にすべての必須システムコンポーネントがインストールされます。必須コンポーネントのリストは、アップデートのプロパティで確認できます。
アップデートのインストールと脆弱性の修正タスクのプロパティでは、製品を新しいバージョンにアップグレードするアップデートのインストールを許可することができます。
タスクの設定で、サードパーティ製品のアップデートをインストールするルールが設定されている場合、管理サーバーは必要なアップデートをそれぞれの開発元の Web サイトからダウンロードします。アップデートは管理サーバーのリポジトリに保存され、適用可能なデバイスに配信されてインストールされます。
タスクの設定で、Microsoft 製品のアップデートをインストールするルールが設定されており、管理サーバーが WSUS サーバーとして動作するよう設定されている場合、管理サーバーが必要なすべてのアップデートをリポジトリにダウンロードし、管理対象デバイスに配信します。ネットワークで WSUS サーバーが使用されていない場合は、個々のクライアントデバイスが外部のサーバーから Microsoft のアップデートを個別にダウンロードします。
特定のアップデートおよび類似のアップデートをインストールするには:
- コンソールツリーの[詳細]→[アプリケーションの管理]フォルダーで、[ソフトウェアのアップデート]サブフォルダーを選択します。
- 作業領域で、インストールするアップデートを選択します。
- [アップデートのインストールウィザードを実行]をクリックします。
アップデートのインストールウィザードが起動します。
アップデートのインストールウィザードは、脆弱性とパッチ管理 ライセンスがある場合のみ使用できます。
ウィザードの指示に従ってください。
- [既存のアップデートインストールタスクを検索する]ウィンドウで、次の設定を指定します:
- [既存のアップデートインストールタスクを検索する]をオンにして、該当するタスクが見つかった場合、これらのタスクのプロパティを表示したり手動で開始することができます。追加の操作は必要ありません。
これが当てはまらない場合は、[新しいアップデートインストールタスク]をクリックします。
- 新しいタスクに追加するインストールルールの種別を選択し、[終了]をクリックします。
- アプリケーションの以前のアップデートをインストールするかを確認するダイアログで、いずれかを選択します。選択したアップデートのインストールに必要な場合に中間バージョンのインストールに同意する時は、[はい]をクリックします。途中のバージョンのアプリケーションをインストールせずに、アプリケーションを目的のバージョンまで直接アップデートしたい場合は、[いいえ]をクリックします。以前のバージョンのアプリケーションをインストールせずに選択したアップデートをインストールできない場合は、アプリケーションのアップデートは失敗します。
アップデートのインストールと脆弱性修正タスク作成ウィザードが起動します。ウィザードの指示に従ってください。
- ウィザードの[オペレーティングシステムの再起動のオプションを選択]ウィンドウで、タスク完了後にクライアントデバイスのオペレーティングシステムの再起動が必要になった場合の処理を選択します。
- ウィザードの[タスクを割り当てるデバイスの選択]ページで、次のいずれかのオプションをオンにします:
- ウィザードの[タスクスケジュールの設定]ページで、タスク開始のスケジュールを作成できます。必要に応じて、次の設定を指定します:
- ウィザードの[タスク名の定義]ウィンドウで、作成中のタスク名を指定します。タスク名は 100 文字以下で、特殊文字("*<>?\:|)を含めることはできません。
- [タスク作成の終了]ウィンドウで、[終了]をクリックしてウィザードを終了します。
ウィザード終了後にすぐにタスクを開始するには、[ウィザードの終了後にタスクを実行]をオンにします。
ウィザードが完了すると、[アップデートのインストールと脆弱性の修正]タスクが作成され、[タスク]フォルダーに表示されます。
タスクの作成時に指定した設定およびタスクのその他のプロパティは、いつでも変更できます。
本製品を新しいバージョンにアップデートすることにより、デバイス上の本製品に依存するアプリケーションが正しく動作しなくなることがあります。
既存のインストールタスクへのルールの追加によるアップデートのインストール
既存のインストールタスクにルールを追加してアップデートをインストールするには:
- コンソールツリーの[詳細]→[アプリケーションの管理]フォルダーで、[ソフトウェアのアップデート]サブフォルダーを選択します。
- 作業領域で、インストールするアップデートを選択します。
- [アップデートのインストールウィザードを実行]をクリックします。
アップデートのインストールウィザードが起動します。
アップデートのインストールウィザードは、脆弱性とパッチ管理 ライセンスがある場合のみ使用できます。
ウィザードの指示に従ってください。
- [既存のアップデートインストールタスクを検索する]ウィンドウで、次の設定を指定します:
- [既存のアップデートインストールタスクを検索する]をオンにして、該当するタスクが見つかった場合、これらのタスクのプロパティを表示したり手動で開始することができます。追加の操作は必要ありません。
いずれも該当しない場合は、[アップデートのインストールルールを追加する]をクリックします。
- ルールを追加するタスクを選択し、[ルールの追加]をクリックします。
既存のタスクのプロパティを表示したり、タスクを手動で作成したり、新規タスクを作成することもできます。
- 選択したタスクに追加するルールの種別を選択し、[終了]をクリックします。
- アプリケーションの以前のアップデートをインストールするかを確認するダイアログで、いずれかを選択します。選択したアップデートのインストールに必要な場合に中間バージョンのインストールに同意する時は、[はい]をクリックします。途中のバージョンのアプリケーションをインストールせずに、アプリケーションを目的のバージョンまで直接アップデートしたい場合は、[いいえ]をクリックします。以前のバージョンのアプリケーションをインストールせずに選択したアップデートをインストールできない場合は、アプリケーションのアップデートは失敗します。
既存のアップデートのインストールと脆弱性の修正タスクに新しいアップデートのインストールルールが追加されます。
アップデートのテストインストールの設定
アップデートのテストインストールを設定するには:
- コンソールツリーで、[管理対象デバイス]フォルダーの[タスク]タブのアップデートのインストールと脆弱性の修正タスクを選択します。
- タスクのコンテキストメニューで[プロパティ]を選択します。
アップデートのインストールと脆弱性の修正タスクのプロパティウィンドウが開きます。
- タスクのプロパティウィンドウの[テストインストール]セクションで、テストインストールに使用可能なオプションの 1 つを選択します。
- スキャンしない:アップデートのテストインストールを実行しない場合は、このオプションを選択します。
- 選択されたデバイスでスキャンを実行:選択したデバイスでアップデートのインストールをテストする場合、このオプションを選択します。[追加]をクリックし、アップデートのテストインストールを実行するデバイスを選択します。
- 指定されたグループのデバイスでスキャンを実行:特定のグループ内のデバイスでアップデートのインストールをテストする場合、このオプションを選択します。[テストグループの指定]に、テストインストールを実行するデバイスのグループを指定します。
- 指定された割合のデバイスにスキャンを実行:デバイスの一部でアップデートのインストールをテストする場合、このオプションを選択します。[対象の全デバイス内でテストデバイスが占める割合]に、アップデートのテストインストールを実行するデバイスの割合をパーセントで指定します。
- [スキャンしない]以外のいずれかのオプションを選択する時には、[インストールを続行するかどうかを判定する時間(時間)]で、アップデートのテストインストールを行ってからすべてのデバイスに対してアップデートのインストールを開始するまでの待機時間を指定します。