ネットワークエージェントの別の管理サーバーへの切り替えについて

2023年4月17日

ID 10419

ネットワークエージェントから管理サーバーへの接続の既定の設定は、ネットワークエージェントのインストール時に定義されます。ネットワークエージェントを他の管理サーバーに切り替えるには、切り替えルールを使用できます。この機能は、Windows を実行しているデバイスにインストールされているネットワークエージェントでのみサポートされます。

スイッチングルールは、次のネットワークパラメータの変更時にトリガーできます。

  • デフォルトゲートウェイアドレス。
  • DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバーの IP アドレス。
  • サブネットの DNS サフィックス。
  • ネットワーク DNS サーバーの IP アドレス。
  • Windows ドメインのアクセシビリティ。
  • サブネットアドレスとマスク。
  • ネットワーク WINS サーバーの IP アドレス。
  • クライアントデバイスの DNS または NetBIOS 名。
  • SSL 接続アドレスのアクセシビリティ。

ネットワークエージェントを他の管理サーバーに切り替えるルールが作成されると、次のようにネットワークエージェントがネットワークパラメータの変更に対応します:

  • 作成されたルールの 1 つをネットワーク設定が満たす場合、ネットワークエージェントはそのルールで指定された管理サーバーに接続します。クライアントデバイスにインストールされたアプリケーションは、モバイルユーザーポリシーへの切り替えがルールで認められている場合、モバイルユーザーポリシーに切り替わります。
  • どのルールも満たされなくなった場合、ネットワークエージェントはインストール時に指定された管理サーバーへの既定の接続設定に戻します。クライアントデバイスにインストールされたアプリケーションは、アクティブポリシーに戻ります。
  • 管理サーバーに接続できない場合、ネットワークエージェントはモバイルユーザーポリシーを使用します。

ネットワークエージェントがモバイルユーザーポリシーに切り替わるのは、[管理サーバーが使用できない時にモバイルユーザーモードを有効にする]がネットワークエージェントのポリシー設定でオンになっている場合のみです。

ネットワークエージェントの管理サーバーへの接続設定は接続プロファイルに保存されます。接続プロファイルでは、クライアントデバイスをモバイルユーザーポリシーに切り替えるルールを作成したり、プロファイルをアップデートのダウンロード専用に設定したりすることができます。

関連項目:

ポリシーのプロファイルの有効化ルールの作成

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