管理コンソールから管理サーバーへの接続の設定

2023年4月17日

ID 123332

Kaspersky Security Center の以前のバージョンでは、管理コンソールは SSL ポート TCP 13291 および SSL ポート TCP 13000 で管理サーバーに接続していました。Kaspersky Security Center 10 Service Pack 2 から、本製品で使用される SSL ポートは厳密に分離され、ポートの誤使用が発生しないようになっています:

  • SSL ポート TCP 13291 は、管理コンソールと klakaut 自動化オブジェクトのみが使用できます。
  • SSL ポート TCP 13000 は、DMZ 内にあるネットワークエージェント、セカンダリ管理サーバー、プライマリ管理サーバーのみが使用できます。

ポート TCP 14000 は、管理コンソール、ディストリビューションポイント、セカンダリ管理サーバー、klakaut 自動化オブジェクトへの接続とクライアントデバイスからのデータの受信に使用されます。

次の場合は、管理コンソールを SSL ポート 13000 で接続する必要があります:

  • 管理コンソールと他の動作(クライアントデバイスからのデータの取得、ディストリビューションポイントへの接続、セカンダリ管理サーバーへの接続)の両方で 1 つの SSL ポートを使用する可能性がある場合
  • klakaut 自動化オブジェクトが管理サーバーに直接ではなく DMZ 内のディストリビューションポイントを介して接続される場合

管理コンソールをポート 13000 で接続できるようにするには:

  1. 管理サーバーがインストールされたデバイスのシステムレジストリを開きます(たとえば、ローカルで[スタート]→[ファイル名を指定して実行]で regedit コマンドを使用します)。
  2. 次のレジストリエントリに移動します:
    • 32 ビットシステム:

      HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\KasperskyLab\Components\34\.core\.independent\KLLIM

    • 64 ビットシステム:

      HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\KasperskyLab\Components\34\.core\.independent\KLLIM

  3. LP_ConsoleMustUsePort13291 (DWORD)キーの値を 00000000 に設定します。

    このキーの既定値は 1 です。

  4. 管理サーバーサービスを再起動します。

これにより、管理コンソールをポート 13000 で管理サーバーに接続できます。

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