リモートインストールのためのデバイスの準備:riprep.exe ユーティリティ

2023年4月17日

ID 12883

次のような理由によって、クライアントデバイスへのリモートインストールでエラーが返されることがあります:

  • タスクが既に同じデバイスで正常に実行されている。この場合、タスクを再度実行する必要はありません。
  • タスクの開始時点でデバイスが停止していた。この場合、デバイスを起動して、タスクを再起動してください。
  • 管理サーバーと、クライアントデバイスにインストールされているネットワークエージェントとが接続されていない。原因を解明するには、クライアントデバイスのユーティリティ(klactgui)のリモート診断機能を使用してください。
  • ネットワークエージェントがデバイスにインストールされていない場合、リモートインストール時に次の問題が生じることがあります:
    • クライアントデバイスで[簡易ファイルの共有を無効にする]がオンになっている
    • サーバーのサービスがクライアントデバイスで実行されていない
    • クライアントデバイス上で必要なポートが閉じている
    • タスクの実行に使用されるアカウントに十分な権限がない

    ネットワークエージェントがインストールされていないクライアントデバイスへのアプリケーションのインストールで生じる問題を解決するために、リモートインストールのためにデバイスを準備するためのユーティリティ(riprep)を使用できます。

このセクションでは、リモートインストールのためにデバイスを準備できるユーティリティ(riprep)について説明します。このユーティリティは、管理者サーバーがインストールされているデバイスの Kaspersky Security Center インストールフォルダー内にあります。

このユーティリティは Microsoft Windows XP Home Edition では動作しないので注意してください。

このセクションの内容

対話モードでのリモートインストール前のデバイスの準備

サイレントモードでのリモートインストール前のデバイスの準備

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