ステップ 9:管理サーバーを開始するアカウントの選択

2023年4月17日

ID 13084

サービスとして管理サーバーを開始する場合に使用するアカウントを選択します。

  • アカウントを自動的に作成:kladminserver を実行する KL-AK-* という名前のアカウントを作成します。

    共有フォルダーDBMS を管理サーバーと同じデバイスに配置する場合、このオプションを選択します。

  • アカウントの選択:管理サーバーのサービス(kladminserver)は選択したアカウントで実行されます。

    次のような場合は、ドメインアカウントを選択する必要があります:別のデバイスにある SQL Server(SQL Express を含む)を DBMS として使用する場合、または共有フォルダーを別のデバイスに配置する場合。

    Kaspersky Security Center version 10 Service Pack 3 以降では、管理対象サービスアカウント(MSA)とグループ管理対象サービスアカウント(gMSA)がサポートされています。これらの種別のアカウントをドメインで使用している場合は、それらの 1 つを管理サーバーのサービス用のアカウントとして選択できます。

    MSA または gMSA を指定する前に、管理サーバーをインストールするのと同じデバイスにアカウントをインストールする必要があります。アカウントがまだインストールされていない場合は、管理サーバーのインストールをキャンセルし、アカウントをインストールしてから管理サーバーのインストールを再開してください。ローカルデバイスへの管理対象サービスアカウントのインストールの詳細は、Microsoft 公式ドキュメントを参照してください。

    MSA または gMSA を指定するには:

    1. 参照]をクリックします。
    2. ウィンドウが表示されたら、[オブジェクト種別]をクリックします。
    3. サービスのアカウント]の種別を選択して、[OK]をクリックします。
    4. 関連するアカウントを選択して[OK]をクリックします。

選択したアカウントは、使用する DBMS に応じた権限を持っている必要があります。

セキュリティ上の理由から、管理サーバーを実行するアカウントには特権ステータスを割り当てないでください。

後で管理サーバーのアカウントを変更する場合は、管理サーバーのアカウントを切り替えるユーティリティ(klsrvswch)を使用する必要があります。

関連項目:

DBMS に使用するアカウント

Kaspersky Security Center のインストール後のシステムの変更

主要なインストールシナリオ

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