CEF 形式および LEEF 形式を使用したイベントのエクスポート

2023年4月17日

ID 151345_1

CEF プロトコルと LEEF プロトコルを使用すると、一般イベントおよびカスペルスキー製品から管理サーバーに送信されたイベントを SIEM システムにエクスポートできます。エクスポートするイベントのセットは事前定義されており、エクスポートするイベントを選択することはできません。

CEF プロトコルと LEEF プロトコルを使用してイベントをエクスポートするには、管理サーバーで現在のライセンスまたは有効なアクティベーションコードを使用して SIEM システムとの連携機能をアクティベートする必要があります。

使用している SIEM システムを基にエクスポート形式を選択します。次の表は、SIEM システムおよび対応するエクスポート形式を示します。

SIEM システムへのイベントのエクスポートに使用する形式

SIEM システム

エクスポート形式

QRadar

LEEF

ArcSight

CEF

Splunk

CEF

  • LEEF(ログイベント拡張フォーマット) - IBM Security QRadar SIEM 用にカスタマイズされたイベント形式。QRadar は LEEF イベントを統合、識別、処理できます。LEEF イベントは UTF-8 文字コードを使用する必要があります。LEEF プロトコルの詳細については、IBM Knowledge Center を参照してください。
  • CEF(Common Event Format) - 様々なセキュリティとネットワークのデバイス、アプリケーションからのセキュリティ関連情報の相互運用性を改善するオープンログ管理標準。CEF により、共通のイベントログ形式を使用できるため、データを容易に統合して集約し、企業用管理システムで分析できます。

自動エクスポートを使用する場合、Kaspersky Security Center から SIEM システムに一般イベントが送信されます。イベントの自動エクスポートは、有効にすると即座に開始されます。このセクションでは、イベントの自動エクスポートを有効にする方法について詳細に説明します。

関連項目:

シナリオ:SIEM システムへのイベントのエクスポートの設定

この記事はお役に立ちましたか?
改善できる点がありましたらお聞かせください。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。