仮想管理サーバー

2023年4月17日

ID 155204

物理管理サーバーに基づいて、複数台の仮想管理サーバーを作成できます。これは、セカンダリ管理サーバーと類似したものです。仮想管理サーバーモデルは、アクセス制御リスト(ACL)に基づいた任意のアクセスモデルと比較した場合、機能性が高く、高度の分離性を実現しています。ポリシーとタスクが存在する割り当て済みデバイスの管理グループ専用の構造に加えて、各仮想管理サーバーにも未割り当てデバイスのグループ、レポート、抽出されたデバイスとイベント、インストールパッケージ、移動ルールなどがあります。各 MSP クライアントを最大限に分離するため、使用する機能に仮想管理サーバーを選択することを推奨します。さらに、各 MSP クライアントに仮想管理サーバーを作成すると、Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールを介して、クライアントにネットワーク管理の基本オプションを提供することができます。

仮想管理サーバーはセカンダリ管理サーバーと非常に類似していますが、次の相違点があります:

  • 仮想管理サーバーには、多数のグローバル設定と独自の TCP ポートが備えられていません。
  • 仮想管理サーバーには、セカンダリ管理サーバーはありません。
  • 仮想管理サーバーには、他の仮想管理サーバーはありません。
  • 物理管理サーバーには、すべての仮想管理サーバーの管理対象デバイスに関するデバイス、グループ、およびオブジェクトが表示されます(隔離中の項目、アプリケーションレジストリなど)。
  • 仮想管理サーバーがスキャンできるのは、ディストリビューションポイントが接続されているネットワークのみです。

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