ディスク空き容量の計算(脆弱性とパッチ管理機能を使用する場合としない場合)

2023年4月17日

ID 159969

脆弱性とパッチ管理機能を使用しない場合のディスク空き容量の計算

管理サーバーの %ALLUSERSPROFILE%\Application Data\KasperskyLab\adminkit フォルダーに必要な容量の見積もりは、次の式で概算できます:

(724 * C + 0.15 * E + 0.17 * A) KB

説明:

  • C はデバイスの数です。
  • E は保存するイベントの数です。
  • A は Active Directory オブジェクトの合計数です:
    • デバイスアカウント
    • ユーザーアカウント
    • セキュリティグループのアカウント
    • Active Directory 組織単位

Active Directory のスキャンを無効化すると、A はゼロになります。

脆弱性とパッチ管理機能を使用する場合の追加容量の計算

  • アップデート:アップデートを保存するには、共有フォルダーに少なくとも 4 GB の追加容量が必要です。
  • インストールパッケージ:インストールパッケージを管理サーバーに保存する場合、共有フォルダーには、インストールに使用できるすべてのインストールパッケージの合計サイズと同等の空き容量が追加で必要です。
  • リモートインストールタスク:リモートインストールタスクが管理サーバー上にある場合、インストール対象となるインストールパッケージの合計サイズと同等の空き容量が(フォルダー %ALLUSERSPROFILE%\Application Data\KasperskyLab\adminkit に)追加で必要です。
  • パッチ:パッチのインストールに管理サーバーを使用する場合、以下の追加容量が必要です:
    • パッチフォルダーには、ダウンロードしたすべてのパッチの合計サイズと同等の空き容量が必要です。既定では、パッチは %ALLUSERSPROFILE%\Application Data\KasperskyLab\adminkit\1093\.working\wusfiles フォルダーに保存されます(klsrvswch ユーティリティを使用して、別のフォルダーにパッチを保存するよう指定できます)。管理サーバーが WSUS サーバーとして使用されている場合、このフォルダーには少なくとも 100 GB を割り当てることが推奨されます。
    • %ALLUSERSPROFILE%\Application Data\KasperskyLab\adminkit フォルダーに、アップデート(パッチ)のインストールと脆弱性の修正を行うタスクの既存インスタンスによって参照されるパッチの合計サイズと同等の空き容量が必要です。

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