Kaspersky Security Center および管理対象アプリケーションのライセンス管理

2023年4月17日

ID 173097

管理サーバーと管理対象アプリケーションのライセンス管理には、次の方法があります:

  • 脆弱性とパッチ管理、モバイルデバイス管理、または SIEM システムとの連携機能をアクティベートする場合には、ライセンス情報または有効なアクティベーションコードを管理サーバーに追加できます。Kaspersky Security Center の一部の機能は、管理サーバーに追加した有効なライセンス情報ファイルまたはアクティベーションコードに応じてアクセスできるかどうかが決まります。
  • 管理対象アプリケーション向けには、複数のアクティベーションコードまたはライセンス情報ファイルを管理サーバーのリポジトリに追加できます。

Kaspersky Security Center のライセンス管理について

ライセンスが必要な機能のいずれか(例:モバイルデバイス管理)をライセンス情報ファイルを使用してアクティベートしていて、ライセンスが必要な別の機能(例:脆弱性とパッチ管理)も使用したい場合、両方の機能をアクティベートするライセンスを購入し、そのライセンスを使用して管理サーバーをアクティベートする必要があります。

管理対象アプリケーションのライセンスの管理機能

管理対象アプリケーションのライセンスを管理する目的で、アクティベーションコードまたはライセンス情報ファイルを自動的に配信できます。また、ご都合に合わせて、別の方法での配信も可能です。アクティベーションコードまたはライセンス情報ファイルは、次の方法で配信できます:

  • 自動配信

    異なる複数の管理対象アプリケーションを使用し、特定のライセンス情報ファイルまたはアクティベーションコードをデバイスに配信する必要がある場合は、他の配信方法を選択してください。

    Kaspersky Security Center を使用して、使用可能なライセンスをデバイスに配信できます。ここでは、3 個のライセンスが管理サーバーのリポジトリに保管されている場合を例にします。[管理対象デバイスにライセンスを自動的に配信する]を 3 個のライセンスすべてに対してオンにしていると仮定します。カスペルスキーのセキュリティ製品(例:Kaspersky Endpoint Security for Windows)が、組織内のデバイスにインストールされているとします。ライセンスを配信する必要がある新しいデバイスが検出されます。リポジトリ内に保管されている、名前がそれぞれ「Key_1」「Key_2」である 2 個のライセンス情報ファイルが、そのデバイスに配信可能であると本製品が判断します。そのうち 1 個のライセンス情報ファイルが、デバイスに配信されます。この場合、どのライセンス情報ファイルがデバイスに適用されるかは予測ができません。自動配信されるライセンスに対して、管理者が設定可能な項目がないからです。

    ライセンスが配信されると、そのライセンスを適用中のデバイスの台数が再度計上されます。ライセンスが適用可能な台数を超えないように、適用中のデバイスの台数を確認しておく必要があります。ライセンスを適用可能な台数の上限を超えると、ライセンスが適用されていないデバイスのステータスが「緊急」になります。

  • ライセンス情報ファイルまたはアクティベーションコードを管理対象アプリケーションのインストールパッケージに追加

    インストールパッケージを使用して管理対象アプリケーションをインストールする場合、パッケージ内またはアプリケーションのポリシー内に含まれるアクティベーションコードまたはライセンス情報ファイルを指定できます。ライセンスが管理対象デバイスに配信されるのは、デバイスと管理サーバーの次回の同期時です。

  • 管理対象アプリケーションへのライセンスの追加タスクを使用して配信

    管理対象アプリケーションへのライセンスの追加タスクを使用する場合、配信する必要があるライセンスを選択後、対象デバイスを都合のよい方法で選択できます。たとえば、管理グループを選択したり、デバイスの抽出を使用したりすることが可能です。

  • アクティベーションコードまたはライセンス情報ファイルを手動でデバイスに追加

関連項目:

Kaspersky Security Center 13.2 の機能のライセンス

主要なインストールシナリオ

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