クラウド環境での利用について

2023年4月17日

ID 173541

Kaspersky Security 13.2 はオンプレミスのデバイスに対して使用できるだけでなく、クラウド環境で使用できる特別な機能を備えています。Kaspersky Security Center は次の仮想マシンと連携します:

  • Amazon EC2 インスタンス(以降、インスタンスとも表記)。Amazon EC2 インスタンスとは、AWS(Amazon Web Services)プラットフォームで作成された仮想マシンを指します。Kaspersky Security Center は AWS API(アプリケーションプログラミングインターフェイス)を使用します。
  • Microsoft Azure 仮想マシン。Kaspersky Security Center は Azure API を使用します。
  • Google Cloud 仮想マシンインスタンス。Kaspersky Security Center は Google API を使用します。

Kaspersky Security Center をインスタンスまたは仮想マシンに導入して、クラウド環境内のデバイスの保護を管理し、Kaspersky Security Center の特別な機能をクラウド環境での作業に使用できます。次のような機能があります:

  • API ツールを使用して、クラウド環境のデバイスをポーリングする
  • API ツールを使用して、ネットワークエージェントとセキュリティ製品をクラウド環境のデバイスにインストールする
  • 特定のクラウドセグメントに属しているかどうかに応じてデバイスを検索する

Kaspersky Security Center 管理サーバーが導入されたインスタンスまたは仮想マシンを使用して、オンプレミスのデバイスを保護することもできます(たとえば、クラウドサーバーの方が物理サーバーよりも維持やメンテナンスがしやすいことが判明した場合)。そのような場合は、管理サーバーがオンプレミスのデバイスにインストールされている場合と同じように管理サーバーで作業を行います。

AWS の有料 AMI(Amazon Machine Image)または Azure の月単位の従量課金 SKU から導入された Kaspersky Security Center では、脆弱性とパッチ管理(SIEM システムとの連携を含む)は自動的にアクティベートされますが、モバイルデバイス管理はアクティベートできません。

管理サーバーは、管理コンソールと一緒にインストールされます。管理サーバーのインストール先のデバイスに Kaspersky Security for Windows Server も自動的にインストールされます。

クラウド環境設定ウィザードを使用すると、クラウド環境での利用の詳細を考慮しながら、Kaspersky Security Center を設定できます。

関連項目:

シナリオ:クラウド環境への導入

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