管理サーバー

2023年4月17日

ID 3303

Kaspersky Security Center のコンポーネントを使用すると、クライアントデバイスにインストールされたカスペルスキー製品をリモート管理できます。

管理サーバーがインストールされたデバイスは、管理サーバー(「サーバー」とも表記)と呼ばれます。管理サーバーについては、あらゆる不正なアクセスに対して、物理的な保護も含めて保護する必要があります。

管理サーバーは、次の属性を持つサービスとしてデバイスにインストールされます:

  • 名称は「Kaspersky Security Center 管理サーバー」
  • オペレーティングシステムの起動時に自動実行される
  • ローカルシステムアカウントまたは管理サーバーのインストール時に選択したユーザーアカウントを使用する

管理サーバーは、次の機能を実行します:

  • 管理グループ構造の保管
  • クライアントデバイスの設定に関する情報の保管
  • アプリケーション配布パッケージのリポジトリの管理
  • クライアントデバイスへのアプリケーションのリモートインストールおよびアプリケーションの削除
  • カスペルスキー製品の定義データベースおよびソフトウェアモジュールのアップデート
  • クライアントデバイスのポリシーとタスクの管理
  • クライアントデバイスで発生したイベントに関する情報の保管
  • カスペルスキー製品の操作に関するレポートの生成
  • クライアントデバイスへのライセンスの配信と、ライセンスに関する情報の保管
  • (クライアントデバイスでのウイルスの検知など)タスクの進捗に関する通知の転送

製品のインターフェイスで管理サーバーに名前を付ける

MMC ベースの管理コンソールと Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールの製品インターフェイスで、管理サーバーに次の名前をつけることが可能です:

  • device_name」または「管理サーバー:device_name」などの管理サーバーデバイスの名前。
  • IP_address」または「管理サーバー:IP_address」などの管理サーバーの IP アドレス。
  • セカンダリ管理サーバーおよび仮想管理サーバーには、これらをプライマリ管理サーバーに接続する際に指定したカスタム名を使用できます。
  • Linux デバイスにインストールした Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールを使用している場合は、本製品は応答ファイルで信頼済みとして指定した管理サーバーの名前を表示します。

管理コンソールまたは Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールを使用して管理サーバーに接続できます。

関連項目:

主要なインストールシナリオ

シナリオ:クラウド環境への導入

Kaspersky Security Center のインストール

Kaspersky Security Center コンポーネントとセキュリティ製品の対話の図解

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