クライアントデバイスと管理サーバー間の接続の手動確認:Klnagchk ユーティリティ

2023年4月17日

ID 3912

klnagchk ユーティリティを使用すると、クライアントデバイスと管理サーバー間の接続を確認し、接続設定に関する詳細情報を取得できます。

デバイスにネットワークエージェントをインストールすると、klnagchk ユーティリティは自動的にネットワークエージェントのインストールフォルダーにコピーされます。

klnagchk ユーティリティは、コマンドラインから起動すると、次の処理を実行します(使用するキーによって異なります):

  • デバイスにインストールされたネットワークエージェントから管理サーバーへの接続に使用される設定値を画面に表示するかログに記録する
  • ネットワークエージェントの統計情報(前回の起動以降)とユーティリティ処理結果をイベントログファイルに記録するか画面に表示する
  • ネットワークエージェントと管理サーバー間の接続の確立を試みる

    接続の試行に失敗した場合、ICMP パケットを送信して、管理サーバーがインストールされているデバイスの状態を確認します。

klnagchk ユーティリティを使用して、クライアントデバイスと管理サーバー間の接続を確認するには:

デバイスのコマンドラインで klnagchk ユーティリティを起動します。

ユーティリティのコマンドライン構文は次の通りです:

klnagchk [-logfile <ファイル名>] [-sp] [-savecert <証明書ファイルのパス>] [-restart]

キーの説明:

  • -logfile <ファイル名> – ネットワークエージェントと管理サーバー間の接続設定値とユーティリティの処理結果をログファイルに記録します。

    既定では、情報は標準出力ストリーム(stdout)に保存されます。このキーを使用しない場合、設定、結果、エラーメッセージは画面に表示されます。

  • -sp – プロキシサーバー上のユーザー認証パスワードを表示します。

    この設定は、プロキシサーバー経由で管理サーバーへの接続が確立される場合に使用されます。

  • -savecert <ファイル名> – 管理サーバーへのアクセス認証用の証明書を指定したファイルに保存します。
  • -restart – ユーティリティ処理完了後にネットワークエージェントを再起動します。

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