トラフィック制限

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ネットワーク内のトラフィック量を軽減するために、このアプリケーションには、指定の IP アドレス範囲および IP サブネットから管理サーバーへのデータ転送速度を制限するオプションが用意されています。

トラフィック制限ルールは、管理サーバーのプロパティウィンドウの［トラフィック］セクションで作成、設定できます。

トラフィック制限ルールを作成するには：

1. コンソールツリーで、トラフィック制限ルールを作成する必要がある管理サーバーの名前が付けられたフォルダーを選択します。
2. 管理サーバーのコンテキストメニューから［プロパティ］を選択します。
3. 管理サーバーのプロパティウィンドウで、［トラフィック］セクションを選択します。
4. ［追加］をクリックします。
5. ［新規ルール］ウィンドウで、次の設定を指定します：

   ［トラフィックを制限する IP アドレス範囲］セクションで、データ送信速度が制限されるサブネットまたは範囲の定義に使用される方法を選択し、選択した方法に対応するパラメータの値を入力します。次のいずれかの方法を選択します：

   • アドレスとネットワークマスクで範囲を指定する

     トラフィックはサブネットの設定に基づいて制限されます。トラフィックが制限される範囲を決めるサブネットアドレスとサブネットマスクを指定します。

     ［参照］をクリックして、サブネットのグローバルリストからサブネットを追加することもできます。

   • 開始アドレスと終了アドレスで範囲を指定する

     トラフィックは IP アドレスの範囲に基づいて制限されます。［開始］と［終了］に IP アドレスを入力して範囲を指定します。

     既定ではこのオプションが選択されます。

   ［トラフィック制限］セクションでは、次のデータ送信速度の制限設定を調整できます：

   • 時間

     トラフィック制限を実施する時間。この入力フィールドで時間間隔を指定できます。

   • 制限（KB/秒）

     管理サーバーの着信データと発信データの最大送信速度。トラフィック制限は、［時間］で指定した時間内でのみ有効になります。

   • 上記以外の時間もトラフィックを制限する（KB/秒）

     トラフィックは、このチェックボックスをオンにすると、［時間］で指定した期間内だけでなく、それ以外の時間も制限されます。

     既定では、このチェックボックスはオフです。このフィールドの値は、［制限（KB/秒）］の値と一致しない場合があります。

トラフィック制限は基本的にファイルの転送に適用されます。これらのルールは、管理サーバーとネットワークエージェントの同期またはプライマリ管理サーバーとセカンダリ管理サーバーの同期によって生成されるトラフィックには適用されません。