データ暗号化と保護機能

2023年4月17日

ID 64400

データ暗号化により、ノート PC、リムーバブルドライブ、ハードディスクの盗難や紛失、不正なユーザーやアプリケーションによるアクセスなどによる思いがけない情報漏洩の危険性を低減できます。

Kaspersky Endpoint Security for Windows には、暗号化の機能があります。Kaspersky Endpoint Security for Windows は、デバイスのローカルドライブやリムーバブルドライブに保存されているファイル、さらにリムーバブルドライブやハードディスクの全体を暗号化できます。

暗号化のルールは、Kaspersky Security Center を使用してポリシーで設定します。既存のルールに基づく暗号化と復号化は、ポリシーの適用時に行われます。

暗号化管理機能を使用するかどうかは、ユーザーインターフェイスの設定で指定します。

次の操作を実行できます:

  • デバイスのローカルドライブにあるファイルの暗号化と復号化の設定と実行
  • リムーバブルドライブにあるファイルの暗号化の設定と実行
  • アプリケーションによる暗号化されたファイルへのアクセスに関するルールの作成
  • ファイル暗号化機能がユーザーのデバイスで制限されている場合の、暗号化されたファイルへアクセスするためのキーファイルの作成とユーザーへの提供
  • ハードディスクの暗号化の設定と実行
  • 暗号化されたハードディスクおよびリムーバブルディスクへのユーザーによるアクセスの管理(認証エージェントアカウントの管理、アカウント名とパスワードの復旧依頼への対応、暗号化されたデバイスへのアクセス用ライセンスの作成とユーザーへの提供)
  • ファイルの暗号化に関する暗号化ステータスとレポートの表示

これらの操作には、Kaspersky Endpoint Security for Windows により提供される専用ツールを使用します。操作方法の詳細と暗号化関連機能の説明は、Kaspersky Endpoint Security for Windows のオンラインヘルプを参照してください。

Kaspersky Security Center では、macOS オペレーティングシステムで動作しているデバイスの暗号化管理機能をサポートしています。暗号化は、暗号化機能をサポートする製品バージョン向けの Kaspersky Endpoint Security for Mac のツールを使用して設定されます。操作方法の詳細と暗号化関連機能の説明は、Kaspersky Endpoint Security for Mac 管理者用ガイドを参照してください。

このセクションの内容

暗号化されたデバイスのリストの表示

暗号化イベントのリストの表示

暗号化イベントのリストのテキストファイルへのエクスポート

暗号化レポートの作成と表示

管理サーバー間での暗号化鍵の送信

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