Google Firebase Cloud Messaging の使用

2023年4月17日

ID 92525_1

Android の KES デバイスが管理者のコマンドに適時に応答するようにするには、管理サーバーのプロパティで、Google Firebase Cloud Messaging(以下、「FCM」)の使用を有効化する必要があります。

FCM の使用を有効化するには:

  1. 管理コンソールで、[モバイルデバイス管理]フォルダー、および[モバイルデバイス]フォルダーを選択します。
  2. モバイルデバイス]フォルダーのコンテキストメニューで、[プロパティ]を選択します。
  3. フォルダーのプロパティで、[Google Firebase Cloud Messaging の設定]セクションを選択します。
  4. 送信者 ID]および[サーバーのキー]で、FCM の設定:SENDER_ID および API キーを指定します。

FCM サービスは、以下のアドレス範囲で実行されます:

  • KES デバイス側では、以下のアドレスのポート 443(HTTPS)、5228(HTTPS)、5229(HTTPS)、および 5230(HTTPS)に対するアクセスが必要です:
    • google.com
    • fcm.googleapis.com
    • android.apis.google.com
    • Google の ASN 15169 に一覧表示されたすべての IP アドレス
  • 管理サーバー側では、以下のアドレスのポート 443(HTTPS)に対するアクセスが必要です:
    • fcm.googleapis.com
    • Google の ASN 15169 に一覧表示されたすべての IP アドレス

管理コンソールの管理サーバーのプロパティで、プロキシサーバー設定([詳細]→[インターネットアクセスの設定])が指定されている場合、その設定が FCM とのやり取りに使用されます。

FCM の設定:SENDER_ID と API キーの取得

FCM を設定するには、管理者は以下の操作を実行する必要があります:

  1. Google ポータルで登録する。
  2. 開発者ポータルに移動する。
  3. プロジェクトの作成]をクリックして新規プロジェクトを作成し、プロジェクト名と ID を指定します。
  4. プロジェクトが作成されるまで待ちます。

    プロジェクトの最初のページの上部で、[プロジェクト番号]に該当する SENDER_ID が表示されます。

  5. API および認証 / API]セクションに移動し、[Android 向け Google Firebase Cloud Messaging]を有効にします。
  6. API および認証 / 資格情報]セクションに移動し、[新しいキーの作成]をクリックします。
  7. サーバーのキー]をクリックします。
  8. 制約を適用し(ある場合)、[作成]をクリックします。
  9. 新たに作成されたキーのプロパティから API キー([サーバーのキー])を取得します。

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