ハードディスクイメージの誤ったコピー
2023年4月17日
ID 92573
ネットワークエージェントがインストールされたハードディスクイメージが導入ルールに従わずにコピーされた場合は、管理コンソールで、名前が常に変更される 1 つのアイコンの下にいくつかのデバイスがまとめて表示されることがあります。
この問題は、次のいずれかの方法で解決できます：
- ネットワークエージェントの削除
この方法は最も信頼性があります。サードパーティ製のツールを使用して、イメージから適切にコピーされていないデバイスのネットワークエージェントを削除し、再度インストールする必要があります。ネットワークエージェントは、Kaspersky Security Center ツールから削除できません。管理サーバーが不完全なデバイスを識別できないためです（すべてのデバイスは、管理コンソールで同じアイコンを共有します）。
- 「-dupfix」キーを使用した klmover ユーティリティの実行
サードパーティ製のツールを使用して、ネットワークエージェントのインストールフォルダーにある klmover ユーティリティを、「-dupfix」キーを使用して（klmover -dupfix）、不完全なデバイス（イメージから適切にコピーされていないデバイス）で一度実行します。このユーティリティは、Kaspersky Security Center ツールでは実行できません。管理サーバーが不完全なデバイスを識別できないためです（すべてのデバイスは、管理コンソールで同じアイコンを共有します）。
その後、ユーティリティを実行する前に、不完全なデバイスが表示されているアイコンを削除します。
- 適切にコピーされていないデバイスの検出ルールの強化
この方法は、バージョン 10 Service Pack 1 以降の管理サーバーとネットワークエージェントがインストールされている場合にのみ適用できます。
適切にコピーされていないネットワークエージェントの検出ルールを強化する必要があります。そうすることで、デバイスの NetBIOS 名を変更すると、それらのネットワークエージェントが自動的に「修正」されます（コピーされたデバイスはすべて、一意の NetBIOS 名を持つことが前提）。
管理サーバーがインストールされたデバイスでは、以下に示す reg ファイルをレジストリにインポートしてから、管理サーバーサービスを再起動する必要があります。
- 管理サーバーがインストールされたデバイスに 32 ビットのオペレーティングシステムがインストールされている場合：
REGEDIT4
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\KasperskyLab\Components\34\1093\1.0.0.0\ServerFlags]
"KLSRV_CheckClones"=dword:00000003
- 管理サーバーがインストールされたデバイスに 64 ビットのオペレーティングシステムがインストールされている場合：
REGEDIT4
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\KasperskyLab\Components\34\1093\1.0.0.0\ServerFlags]
"KLSRV_CheckClones"=dword:00000003