Kaspersky Security Center で iOS MDM のパフォーマンスを確認する方法
更新日: 2024年4月4日
Article ID: 12432
本記事の対象となるアプリケーションとバージョンを表示する
- Kaspersky Security Center 14.2(バージョン 14.2.0.26967)
- Kaspersky Security Center 14(バージョン 14.0.0.10902)
- Kaspersky Security Center 13.2(バージョン 13.2.0.1511)
- Kaspersky Security Center 13.1(バージョン 13.1.0.8324)
- Kaspersky Security Center 13(バージョン 13.0.0.11247)
iOS MDM サーバーの使用中に問題が発生した場合:
- こちらの 手順 を使用して、iOS MDM サーバーの証明書が正確であることを確認します。
- こちらの 手順 を使用して、APNs サービスにアクセスできるか確認します。
- 管理コンソール上でイベントの抽出を作成します。イベントの抽出を確認することで、iOS MDM サーバーからのエラーや不完全なコマンドを確認できます。イベントの抽出の作成方法については、こちらの 手順 をご参照ください。抽出を作成する際は、[ イベント ] タブに移動し、[ アプリケーション ] 箇所のドロップダウンリストで [ iOS MDM サーバー ] を選択します。
- こちらの 手順 を使用して、iOS MDM サーバーのトレースファイルを確認します。RPC サービスや Web サービスなどの内部サービスが正常に動作している必要があります。
ネットワークの可用性と iOS MDM サーバー証明書の正確性を確認する方法
- [ 管理サーバー] → [ モバイルデバイス管理] → [ モバイルデバイスサーバー] に移動します。
- デバイスリストで、必要な iOS MDM サーバーを選択して、このサーバーの設定を開きます。
- [ 証明書] セクションに移動します。
- 画面右側の [ iOS モバイルデバイスサーバー証明書] セクションで、正しいサーバーアドレスが表示されていることを確認してください。アドレスは IP アドレスではなく、FQDN 形式で指定する必要があります。
- デバイスがあるネットワークで iOS MDM サーバーが利用できることを確認します:コマンドを実行します:
powershell Test-NetConnection <使用している iOS MDM サーバーアドレス> -port <ポート>
- コマンドの結果を分析し、表の指示 に従ってください。解決方法 列には、iOS MDM がインストールされたデバイスに関連して実行されるアクションが表示されます。
- ステップ 4 の証明書プロバイダが OpenSSL ツールの出力データと一致していることを確認します。以下のコマンドを実行します:
openssl s_client –connect <使用している iOS MDM サーバーアドレス>:<ポート>
- 証明書の有効期間を確認してください:Apple は 825日を超えないことを要求しています。
出力したデータが異なる場合は、iOS MDM サーバーへの iOS デバイスの接続パスが、サードパーティのセキュリティソリューションの一部として、トラフィックの復号化と解析技術(SSL検査)を使用していることを意味し、正しいデータ交換を妨害する可能性があります。
APNs サービスにアクセスできるか確認する方法
- iOS MDM サーバーがインストールされているデバイスで、コマンドを実行します:
powershell Test-NetConnection api.push.apple.com -port 2197
- コマンドの結果を分析し、表の指示 に従ってください。解決方法 列には、APNs サービスに関連して実行されるアクションが表示されます。
- iOS MDM サーバーがインストールされているデバイスで、デバイスが稼働しているネットワーク経由で telnet ツールを使用してコマンドを実行します:
telnet 1-courier.push.apple.com 5223