Kaspersky Security Center でのエラー「管理サーバーに接続できませんでした」

サポート

法人向けアプリケーション

Kaspersky Security Center 13

Kaspersky Security Center でのエラー「管理サーバーに接続できませんでした」

更新日: 2023年8月16日 Article ID: 15911

クリックして、本記事の内容が当てはまる製品とバージョンを確認してください。

Kaspersky Security Center 14.2（バージョン 14.2.0.26967）
Kaspersky Security Center 14（バージョン 14.0.0.10902）
Kaspersky Security Center 13.2（バージョン 13.2.0.1511）
Kaspersky Security Center 13.1（バージョン 13.1.0.8324）
Kaspersky Security Center 13（バージョン 13.0.0.11247）

問題

Kaspersky Security Center への接続時に「次の理由で管理サーバーに接続できませんでした：リモートデバイスとの接続を確立できませんでした (場所：「<アドレス:ポート>」)：接続が失敗しました」というエラーが表示されることがあります。

Error “Failed to connect to the Administration Server” in Kaspersky Security Center

解決方法

問題が発生したデバイスでイベントビューアーを起動します。
[ アプリケーションとサービスログ ] → [ Kaspersky イベントログ ] の順にクリックします。

Opening Kaspersky Event Log in Event Viewer

[ 現在のログをフィルター ] をクリックします。[ 重大 ]、[ 警告 ]、[ エラー ] チェックボックスをオンにし、[ OK ] をクリックします。

フィルター設定後に表示されるエラーメッセージは、このエラーの背後にある問題を示します。問題に応じて、以下の表にある解決方法を実施します。

エラーメッセージ	問題と解決方法
サービス「kladminserver」を開始できませんでした。#1193 管理サーバーサービスアカウントが手動で変更されています。手動で変更するのではなく、klsrvswch ユーティリティを使用して、管理サーバーサービスアカウントを変更します。	このエラーメッセージは、Kaspersky Security Center のサービスアカウントの変更が正常に行われていないことを示しています。適切な方法で管理サーバーサービスアカウントを変更します。手順はオンラインヘルプページを参照してください。
サービス「kladminserver」がエラーにより停止しています。#1192 管理サーバーのデータに不整合があります。管理サーバーをアンインストールしてから再度インストールし、klbackup ユーティリティを使用して復元のプロセスを実行する必要があります。サービス「kladminserver」がエラーにより停止しています。#1205 ファイル「C:\ProgramData\Application Data\KasperskyLab\adminkit\1093\cert\klserver.cer」を開いているときにエラー 1205/0x0 (「指定されたパスが見つかりません。」) が発生しました。データベースエラーが発生しました：#1963 (-2147467259) データベース接続が中断されています「接続エラー {08S01} Last Statement =’tsk_get_task’」。「C:\ProgramData\KasperskyLab\adminkit\1103\NlstLastChangeStorage\Device Control$WSEE$10.1.0.0\data\LLSCache.xml」が破損していて復元できません。ハードウェアのバグ修正およびアプリケーションの再インストールが必要です。エラーのため停止しました。#1205 ファイル「C:\ProgramData\KasperskyLab\adminkit\1093\cert\klserver.prk」を開いているときにエラー 1205/0x0 (「指定されたパスが見つかりません。」) が発生しました。サービス「kladminserver」がエラーにより停止しています。#1128 製品が正しくインストールされていません。エラーのため停止しました。#1128 製品が正しくインストールされていません。	これらのエラーメッセージは、サーバーの予期しないシャットダウン、OS 関連の問題、環境におけるその他の不整合を示しています。問題を修正するには、以下の手順を実行します。 klbackup ユーティリティを使用して管理サーバーのバックアップコピーを作成します。 Kaspersky Security Center およびそのコンポーネントをアンインストールします。手順はオンラインヘルプページを参照してください。 Kaspersky Security Center を再度ダウンロードしてインストールします。手順はオンラインヘルプページを参照してください。管理サーバーデータのバックアップコピーを復元します。
サービス「kladminserver」がエラーにより停止しています。#1950 (1101) 一般的なデータベースエラー：「1101 'ファイルグループ「PRIMARY」のディスク領域の不足により、データベース「KAV」の新しいページの割り当てができませんでした。ファイルグループ内のオブジェクトを破棄するか、ファイルグループに追加のファイルを追加するか、ファイルグループ内の既存のファイルに対して自動拡張を設定して、必要な領域を作成します。{42000};' LastStatement='IF ([dbo].[upgd_if_index_exists]('IX_nl_storage_items_calchash') = 0) CREATE INDEX [IX_nl_storage_items_calchash] ON [dbo].[nl_storage_items] ([nListId], [nHostId], [bDeleted], [lItemHash]) ON [PRIMARY]'」。	このエラーの原因は、SQL Server の領域が不足していることです。ノード数が 10,000 を超えている場合、またはすべてのイベントを保存する必要がある場合は、Kaspersky Security Center で SQL Express を使用しないことを推奨します。
データベースエラーが発生しました：#1950 (-2147467259) 一般的なデータベースエラー：「'ログインタイムアウトが発生しました {HYT00};' LastStatement='ADODB.Connection'」。	このメッセージは、環境で使用されている SQL Server がシステム要件を満たしていないことを示しています。使用されている SQL Server がシステム要件を満たしていることを確認します。
データベースエラーが発生しました：#1950 (701) 一般的なデータベースエラー：「701 'リソースプール 'internal' でシステムメモリが不足しているため、このクエリを実行できません。{42000};' LastStatement='tsk_should_process_sync_events'」	SQL Server 2019 を DBMS として使用していて、累積的なパッチ CU12 以降をインストールしていない場合は、Kaspersky Security Center のインストール後に SQL Management Studio を使用して SQL Server に接続します。手順はオンラインヘルプページを参照してください。

解決しない場合

拡張テクニカルサポート (MSA) : 優先度の高いインシデント対応

電話またはWebポータルでサポートを提供。迅速なインシデント対応、監視、正常性チェック。最適なプランを選び、申請して、契約（MSA）をアクティブ化。

Kaspersky Security Center：定常業務を最適化。

どこからでも、どのデバイスでも使用できるパワフルなコンソールでセキュリティとシステムを管理。Endpoint Security for Business Advanced の一部として購入。

この記事はお役に立ちましたか？

改善できる点がありましたらお聞かせください。

フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。