Kaspersky Security Center Web コンソールが機能しない、またはサーバーに接続できない場合の対処方法
本記事の対象となるアプリケーションとバージョンを表示する
- Kaspersky Security Center 14.2(バージョン 14.2.0.26967)
- Kaspersky Security Center 14.0(バージョン 14.0.0.10902)
- Kaspersky Security Center 13.2(バージョン 13.2.0.1511)
問題
Kaspersky Security Center Web コンソール(KSC Web コンソール)が機能しません。または Kaspersky Security Center(KSC)の管理サーバーに接続できません。
解決方法
この問題を解決するには、ステップ 1~4 を 1 つずつ実行します。
「管理サーバーが信頼されていない自己署名証明書を使用しています。本製品の設定を編集し、管理サーバー用に有効な証明書を指定してください。」というエラーが表示される場合は、ステップ 5 のみを実行してください。
ステップ 1. KSC と KSC Web コンソールのポートを確認します
必要なポートがすべて開かれていることを確認します。KSC Web コンソール と KSC に使用されるポートの一覧を確認します。問題が解決しない場合は、次のステップに進みます。
ステップ 2. KSC と KSC Web コンソールのバージョンを確認します
KSC Web コンソールのバージョンが、KSC 管理サーバーのバージョンと同じか、それ以降であることを確認します。
- [コントロールパネル]―[プログラム]―[プログラムと機能]を開くか、キーボードで +R を押し、「appwiz.cpl」と入力します。
- Kaspersky Security Center 管理サーバーと Kaspersky Security Center Web コンソールを探し、[バージョン]列の値を確認します。
- インストールされている KSC Web コンソールのバージョンが KSC 管理サーバーのバージョンより前の場合は、KSC Web コンソールをアップデートします。
問題が解決しない場合は、次のステップに進みます。
ステップ 3. KSC Web コンソールを修復します
- [コントロールパネル]―[プログラム]―[プログラムと機能]を開くか、キーボードで +R を押し、「appwiz.cpl」と入力します。
- KSC Web コンソールを選択し、[アンインストールと変更]をクリックします。
- KSC Web コンソールのセットアップウィザードで[修復]を選択し、[次へ]をクリックします。
- 次のウィンドウで、[ 修復 ] をクリックします。
- KSC Web コンソールが修復されるのを待ってから[終了]をクリックします。
問題が解決しない場合は、次のステップに進みます。
ステップ 4. KSC Web コンソールを再インストールします
- [コントロールパネル]―[プログラム]―[プログラムと機能]を開くか、キーボードで +R を押し、「appwiz.cpl」と入力します。
- KSC Web コンソールを選択し、[アンインストールと変更]をクリックします。
- KSC Web コンソールのセットアップウィザードで[削除]を選択し、[次へ]をクリックします。
- 次のウィンドウで、[ 削除 ] をクリックします。
- KSC Web コンソールが削除されるのを待ってから、[終了]をクリックします。
- お使いのバージョンに対応した 手順 に従って、Kaspersky Security Center Web コンソールをインストールします。
ステップ 5. 管理サーバーの証明書をアップデートします
管理サーバー証明書の年度更新を行った、もしくは カスタム証明書 に置き換えた場合は、KSC Web コンソールで証明書を手動でアップデートする必要があります。証明書を置き換える必要があることを伝える警告が管理コンソールインターフェイスに表示されます。
証明書の置き換えが所定の期間内に行われなかった場合は、KSC Web コンソールがサーバーに接続する際に、「Administration Server uses an untrusted self-signed certificate.(管理サーバーは信頼されていない自己署名証明書を使用しています。)」というエラーが表示されます。
証明書をアップデートするには次の操作を行います。
- [コントロールパネル]―[プログラム]―[プログラムと機能]を開くか、キーボードで +R を押し、「appwiz.cpl」と入力します。
- KSC Web コンソールを選択し、[アンインストールと変更]をクリックします。
- [接続設定の編集]を選択して、[次へ]をクリックします。
- KSC Web コンソールが管理サーバーにインストールされている場合は、セットアップウィザードのその後のすべてのステップで[次へ]をクリックして、本手順のステップ 6 に進みます。
KSC Web コンソールが別の管理者デバイスにインストールされている場合は、[次へ]―[次へ]―[次へ]とクリックしステップ 5 に進みます。 - [信頼済みの管理サーバー]ウィンドウで[編集]をクリックし、新しい管理サーバー証明書ファイルを指定します。
証明書ファイルへのパス:C:\ProgramData\KasperskyLab\adminkit\1093\cert\klserver.cer
- [アップデート]―[次へ]―[次へ]の順にクリックします。
- [アップグレード]―[終了]の順にクリックします。