クライアントデバイスと管理サーバー間のトンネリング接続
クライアントデバイスと管理サーバー間のトンネリング接続
Kaspersky Security Center では、管理コンソールから管理サーバーを経由し、次にネットワークエージェントを経由して、管理対象デバイスの指定されたポートに到達する TCP 接続のトンネリングが可能です。トンネリングは、管理コンソールと管理対象デバイスを直接接続できない場合に、管理コンソールがインストールされたデバイスのクライアントアプリケーションを、管理対象デバイスの TCP ポートに接続するように設計されています。
たとえばトンネリングは、リモートデスクトップへの接続に使用され、既存セッションへの接続と新しいリモートセッションの作成の双方に対応しています。
トンネリングは、外部ツールを使用して有効にすることもできます。たとえば、管理者はこの方法で PuTTY ユーティリティ、VNC クライアント、およびその他のツールを実行できます。
クライアントデバイスと管理サーバー間のトンネリング接続は、管理サーバーへの接続に使用するポートがデバイスで使用できない場合に必要です。デバイスのポートは、次の場合に利用できないことがあります:
- リモートデバイスが NAT を使用するローカルネットワークに接続されている。
- リモートデバイスが管理サーバーのローカルネットワークの一部であるが、ファイアウォールによりポートが閉じられている。
クライアントデバイスと管理サーバー間のトンネリング接続を設定するには:
- コンソールツリーで、クライアントデバイスを含むグループのフォルダーを選択します。
- [デバイス]タブで、デバイスを選択します。
- デバイスのコンテキストメニューから、[すべてのタスク]→[トンネリング接続]の順に選択します。
- 表示される[トンネリング接続]ウィンドウでトンネルを作成します。
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