サードパーティ製ソフトウェアのアップデートの拒否と承認
アップデートのインストールと脆弱性の修正タスクを設定する際には、アップデートに特定のステータスが割り当てられていることをインストールの要件とするルールを作成できます。たとえば、次のようなステータスのアップデートのインストールのみを許可するようにルールを設定できます:
- 承認済みのアップデートのみ
- 承認済みのアップデートとステータスが未定義のアップデートのみ
- すべてのアップデート(ステータスを考慮しない)
インストールする必要のあるアップデートを承認し、インストールしないアップデートを拒否します。
アップデートのインストールを管理するための「承認」ステータスの使用は、アップデート量が少ない場合に効率的です。複数のアップデートをインストールするには、アップデートのインストールと脆弱性の修正タスクで設定できるルールを使用します。ルールで指定された基準を満たさない特定のアップデートに対してのみ、「承認」ステータスを設定することを推奨します。大量のアップデートを手動で承認すると、管理サーバーのパフォーマンスが低下し、サーバーが過負荷状態になる場合があります。
1 つ以上のアップデートを承認または拒否するには:
- メインメニューで、[操作]→[パッチの管理]→[ソフトウェアのアップデート]の順に移動します。
適用可能なアップデートのリストが表示されます。
- 承認または拒否するアップデートを選択します。
- 選択したアップデートを承認する場合は[承認]を、拒否する場合は[承認却下]を選択します。
既定値は[未定義]です。
選択したアップデートのステータスが、指定したステータスに変更されます。
オプションとして、特定のアップデートのプロパティで承認ステータスを変更できます。
プロパティでアップデートを承認または拒否するには:
- メインメニューで、[操作]→[パッチの管理]→[ソフトウェアのアップデート]の順に移動します。
適用可能なアップデートのリストが表示されます。
- 承認または拒否するアップデートの名前をクリックします。
アップデートのプロパティウィンドウが開きます。
- [全般]セクションで、[アップデート承認の状況]を変更してアップデートのステータスを選択します。[承認]、[承認却下]、または[未定義]のいずれかのステータスを選択できます。
- [保存]をクリックして変更を保存します。
選択したアップデートのステータスが、指定したステータスに変更されます。
サードパーティ製のソフトウェアアップデートに[拒否]ステータスを設定すると、このアップデートは、アップデートのインストールを予定しているがまだ完了していないデバイスにはインストールされません。アップデートをインストール済みのデバイスには、これらのアップデートがそのまま残ります。アップデートを削除する時は、手動でローカル削除できます。