MTA の基本設定
MTA の基本設定
2024年5月23日
ID 100477
MTA の基本設定を変更するには:
- 本製品のメイン Web インターフェイスで、[設定]→[ビルトイン MTA]→[基本設定]セクションの順に選択します。
- [ドメイン名]テキストボックスに、すべてのクラスタノードに共有される KSMG のドメイン名(mydomain)を入力します。
- クラスタノードがホスト名(myhostname)として使用する名前を選択します:
- 導入時に割り当てられた独自の完全修飾ドメイン名を各ノードで使用する場合は、[クラスタノードの FQDN を使用]を選択します。
- すべてのクラスタノードで共通の名前を使用する場合は、[指定したホスト名を使用する]を選択し、テキストボックスに KSMG の完全修飾ドメイン名を入力します。
- [メッセージサイズ上限(バイト):]で、KSMG を介して転送できる SMTP ヘッダーを含めたメールメッセージの最大サイズをバイト単位で指定します(message_size_limit)。
制限が不要な場合は 0 を指定します。
既定値は 20971520 バイト(20 MB)です。
- 信頼済みネットワークと KSMG 経由でメールメッセージを送信できるネットワークホストのリストを作成します(mynetworks)。この操作には、ホスト IP アドレスまたはネットワークアドレス(あるいは両方)を CIDR 形式で[信頼済みネットワーク]に入力し、ENTER キーを押します。
原則として、これらは組織の内部ネットワークおよびネットワークホストにします。たとえば、組織で使用している Microsoft Exchange サーバーの IP アドレスを指定できます。
アドレスを 1 つずつ入力することも、セミコロンで区切った全ネットワークのリストを貼り付けることもできます。
信頼済みネットワークが指定されていない場合、KSMG は内部メールサーバーからメッセージを受信せず、企業ネットワークの外部に転送しません。
- [宛先メールアドレス]で、KSMG がメールメッセージを転送する方法を選択します:
- DNS サーバー設定を使用してメールをルーティングする場合は、[直接送信する]を選択します。
- Edge Gateway 経由でメッセージを送信する場合は、[Edge Gateway を使用して送信する]を選択します。
- 前の手順でエッジゲートウェイオプションを選択した場合:
- エッジゲートウェイ(relayhost)のアドレスとポートを入力します。KSMG はすべてのメッセージをこのアドレスに転送します。
IPv4 アドレス(例:192.168.0.1)、IPv6 アドレス(例:2607:f0d0:1002:51::4)、ドメイン名、または FQDN を入力できます。
個別ドメインのメールルーティングを設定した場合、KSMG は各ドメインに指定されたアドレスにメールメッセージを転送します。
- ドメイン名を指定した場合は、そのドメインの MX レコードルックアップを有効にすることができます。そのためには、[MX ルックアップを使用する]をオンにします。
- エッジゲートウェイ(relayhost)のアドレスとポートを入力します。KSMG はすべてのメッセージをこのアドレスに転送します。
- [保存]をクリックします。
MTA の基本設定が実行されます。
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