バックアップの設定
バックアップの設定
2024年4月16日
ID 216894
バックアップからのメッセージの配信には、既定で以下の設定が使用されます。それぞれのメッセージについて、これらの設定を個別に変更できます。
バックアップを設定するには:
- 本製品のメイン Web インターフェイスで、[設定]→[全般]→[バックアップ]→[設定]セクションの順に選択します。
- [バックアップの最大サイズ(MB)]に、バックアップ内の全メッセージの合計サイズを入力します。これを超えると、古いメッセージが削除されるようになります。
最小値は 1024 MB です。既定値は 7168 MB(7 GB)です。この設定の値は、ディレクトリ /var/opt/kaspersky/ksmg/postgresql を含むパーティション内のクラスタノードのディスク上の最小空き容量の半分以下に設定する必要があります。
- [保存期間(日数)]で、最も古いメッセージが削除されるまで待機する日数を指定します。
1 から 1100(~3 年)までの整数を指定できます。既定値は 30 日です。
古いメッセージは、これらの制限のいずれかに達すると削除されます。
- 以下のドロップダウンリストで、バックアップからメッセージを配信するフォームを選択します:
- 添付ファイル
- 変更なし
- Microsoft Exchange Server など一部のメールシステムでは、同じ SMTP Message-ID ヘッダーでメッセージを繰り返し配信すると拒否される場合があります。バックアップからこうしたシステムへ、メッセージを元の形式で配信するには、SMTP Message-ID ヘッダーを削除する必要があります。この操作には、[SMTP Message-ID を削除]スイッチを[有効]の位置にします。
変更なし メッセージ配信形式でのみ使用できます。
メッセージに DKIM 署名がある場合、SMTP Message-ID ヘッダーを削除すると、署名が破壊される可能性があります。
- バックアップを使用できない場合に、バックアップに配置すべきメッセージに対して行う処理を選択します:
- メッセージを処理する
バックアップを使用できるかどうかに関係なく、メッセージは処理されます。処理「添付ファイルを削除する」または「駆除」を設定した場合、変更されたメッセージは、添付ファイルが駆除または削除された後で受信者に送信されます。処理「メッセージを削除する」を設定した場合、メッセージは受信者に通知することなく削除されます。処理「拒否」を設定した場合、メッセージは拒否されます。
- 一時的な失敗
バックアップにメッセージを置こうとしてエラーが発生した場合、本製品は SMTP エラー 451 を返します。
- メッセージを拒否する
バックアップにメッセージを置こうとしてエラーが発生した場合、メッセージは拒否されます。
- メッセージを処理する
- [保存]をクリックします。
バックアップが設定されます。
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