KATA サーバーの IP アドレスの追加、変更、および削除

IP アドレスの追加、変更、および削除の手順は、KATA サーバーの数によって異なります。

1 台の KATA サーバーとの統合

サーバーの IP アドレスを変更するには：

1. 本製品の Web インターフェイスで、［設定］→［外部サービス］→［KATA 保護］の順に選択します。
2. ［設定］タブを選択し、［KATA サーバー］の下にある［変更］をクリックします。

サーバーの IP アドレスを削除するには：

1. 本製品の Web インターフェイスで、［設定］→［外部サービス］→［KATA 保護］の順に選択します。
2. ［設定］タブを選択し、［KATA サーバー］の下にある［削除］をクリックします。

複数の KATA サーバーとの統合

KATA 5.0 以降のバージョンと統合する場合にのみ適用されます。

KATA サーバーのアドレスを追加、変更、および削除する手順は、ローカルバランサーの設定情報ファイルを準備する段階で選択したアドレスの指定方法によって異なります：

• ドメイン名を使用して KATA サーバーアドレスを取得する

  KATA サーバーのアドレスを変更または削除するには：

  関連する変更を DNS サーバーで公開します。

  ローカルバランサーは、公開された変更を 5 分以内に検知して適用します。サービスを手動で再起動する必要はありません。

  変更後は、KATA 連携監視スクリプトを使用し、各クラスタノードのオペレーティングシステムのコマンドシェルで KATA サーバーの接続状態をチェックすることを推奨します。

• KATA サーバーの IP アドレスは設定情報ファイルで指定されます。

  KATA サーバーのアドレスを変更または削除するには：

  1. クラスタノードでオペレーティングシステムのコマンドシェルを起動し、スーパーユーザー（システム管理者）権限でコマンドを実行します。
  2. ローカルバランサーの設定情報ファイルのバックアップコピーを作成します。

     cp -p /etc/haproxy/haproxy.cfg /etc/haproxy/haproxy.cfg.backup

     問題が発生した場合は、次のコマンドを使用してバックアップから設定情報ファイルを復元できます：

     cp -p /etc/haproxy/haproxy.cfg.backup /etc/haproxy/haproxy.cfg

  3. ローカルバランサーの設定情報ファイル（/etc/haproxy/haproxy.cfg）をテキストエディターで開いて［backend］セクションを編集するか、ファイルを準備済みの変更済みバージョンに置換します。
  4. ローカルバランサーサービスを再起動します：

     systemctl restart haproxy

  5. ローカルバランサーサービスのステータスをチェックします：

     systemctl status haproxy

     ステータスは running である必要があります。

  6. KATA 統合監視スクリプトを使用して、KATA サーバーの接続ステータスを確認します。
  7. 各クラスタノードで手順 1 ～ 6 を繰り返します。