バックアップ
2024年4月16日
ID 88718
バックアップの目的は、処理前に KSMG が保存するメッセージを保管することです。KSMG サーバーのセキュリティを確保するために、バックアップ内のメッセージへのアクセス権限は制限されています。
設定で[元のメッセージをバックアップに移動する]チェックボックスがオンになっているルールがメッセージに適用される場合、指定された処理に関係なく元のメッセージがバックアップに保存されます。メッセージは、添付ファイルとともにバックアップに配置されます。
特権ユーザーモードでは、バックアップ内のすべてのメッセージに関する情報が表示されます。
関連する権限が付与されていれば、本製品の特権ユーザーはバックアップ内のメッセージに対して次の処理を実行できます:
- メッセージのフィルタリング
- メッセージ情報とスキャン結果の表示
- メッセージの表示
- バックアップにあるメッセージの送信履歴の表示
- バックアップからのメッセージの送信
- コンピューターへのメッセージのダウンロード。
- メッセージの削除
既定では、バックアップスペースの最大容量は 7 GB です。バックアップのサイズが既定のしきい値を超えると、最も古いメッセージから順にバックアップから削除されます。バックアップのサイズがしきい値を超えない値に戻ると、バックアップからのメッセージの削除は停止されます。
個人のバックアップ
個人ユーザーモードでは、現在のユーザーのメッセージに関する情報とともに、個人用バックアップが表示されます。
個人ユーザーが個人用バックアップの設定で該当するオプションをオンにしている場合、個人ユーザーは個人用バックアップを表示したり、メッセージに対して処理を実行したりできます。
個人のバックアップには、駆除、添付ファイルを削除する、メッセージを削除する のいずれかの処理が適用されたメッセージが含まれます。スキップ または 拒否 処理がメッセージに適用された場合、このメッセージはユーザーの個人のバックアップでは使用できません。
個人ユーザーは、個人用バックアップにあるメッセージに対して次の処理を実行できます:
- メッセージのフィルタリング
- メッセージ情報とスキャン結果の表示
- メッセージの表示
- バックアップから自分へのメッセージ送信
- バックアップにあるメッセージの送信履歴の表示
- メッセージの削除
個人のバックアップから削除しても、メッセージはグローバルのバックアップから削除されません。グローバルのバックアップでは、メッセージに対するすべての処理を引き続き実行できます。
ユーザーの名前またはメールアドレスが、LDAP サーバードメイン内の別のユーザーまたはグループの名前またはメールアドレスと一致する場合、メッセージは個人のバックアップに配置されません。ユーザーのメールアドレスと名前は、それぞれが Active Directory ドメインコントローラーと問題なく同期された後に重複がないかどうかチェックされます。