「 暗号化された接続のスキャン 」が オン の時に Web サイトが正しく表示されない
問題
カスペルスキーアプリケーションは、Kaspersky Protection 拡張機能と独自の SSL 証明書を使用して、暗号化された接続 をスキャンします。アプリケーションは、この証明書を使用して暗号化されたトラフィックを復号化します。
Web サイトや Microsoft Outlook などのアプリケーションで暗号化されたトラフィックをスキャンすると、場合によってはエラーが発生して Web サイトに接続できないことがあります。
可能な原因
このエラーは以下の理由で発生する可能性があります:
- 特定の Web サイト構造を処理する際の問題
- 別のフィルタリングアプリケーションの使用
- カスペルスキーアプリケーションのエラー
- その他の理由
解決方法
ポップアップウィンドウで「無視する」オプションを選択することをお勧めします。ただし、エラーが発生した Web サイトを頻繁に訪れる必要がある場合は、その Web サイトを除外リストに追加できます。以下の表からオプションを選択してください。
オプション | いつ選ぶべきか | 何が起こるか |
---|---|---|
この通知は、一度アクセスする必要がある Web サイトに表示されます。 |
アプリケーションは、エラー発生時にスキャン中の暗号化された接続を終了します。 例えば、example.com の Web サイトにアクセスしたい場合、このアドレスが通知で指定されていると、「無視する」オプションを選択しても Web サイトは開きません。 123.example.net のようなサードパーティの Web サイトやサブドメインが通知で表示された場合、アプリケーションはこのサブドメインへの接続のみを終了します。メインの Web サイトは開きますが、ページが正しく表示されない場合があります。 |
|
|
Web サイトはアンチウイルスデータベースと照合され、除外リストに追加されます。アプリケーションは、この Web サイトへの暗号化された接続をスキャンしません。Web サイトはエラー通知なしで正しく開きます。 |
除外リストに Web サイトを追加すると、保護機能が低下します。信頼でき頻繁にアクセスする Web サイトのみを除外リストに追加してください。Web サイトが安全かどうかわからない場合は、その Web サイトを Kaspersky Threat Intelligence Portal でスキャンして安全性を確認してから除外リストに追加してください。
除外リストに追加を行った場合で、ブラウザー に Kaspersky Protection 拡張機能 がインストールされていない場合、除外リストに追加した Web サイト上で次の保護機能が機能しません:ウェブ保護 / バナー広告対策 / ネット決済保護 / Web トラッキング防止 / 危険サイト診断 / 保護者による管理。
解決しない場合
問題が解決しない場合、カスペルスキーカスタマーサービス へお問い合わせください。