Windows 10 環境での カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ 6 の制限事項
更新日: 2020年05月29日
Article ID: 14302
スモール オフィス セキュリティ 6 は、以下の場合の動作に制限があります:
- スモール オフィス セキュリティ 6 がインストールされた PC を Windows 10(バージョン 2004)以降にアップグレードした場合。
- Windows 10 の設定で Device Guard が有効になっている場合。
Windows 10(バージョン 2004)以降にアップグレードした場合の制限
スモール オフィス セキュリティ 6 の一部機能は、Windows 10(バージョン 2004)以降にアップグレード後に正しく動作しない場合があります。この制限は、定義データベースがアップデートされてなく、本製品のインストール後にコンピューターが再起動されてない場合のみ対象です。
正しく動作しない場合がある機能:
- 不正ロック対策
- ファイル暗号化マルウェア対策
- クリップボードの保護
- キーボードやマウスの入力エミュレーター(入力スプーフィング)からのブラウザーの保護
- リモート管理アプリケーションからの保護
- ブラウザーの保護(APIによる管理、ブラウザーウィンドウへの危険なメッセージを使用した攻撃からの保護、メッセージキュー管理からの保護)
- デスクトップロッカー検知(UMCI モードが有効な場合)
- マイクアクセス制御
これらの制限を取り除くには、定義データベースをアップデート してからコンピューターを再起動します。
Windows 10 の設定で Device Guard が有効になっている場合の制限事項
Windows 10 の設定で Device Guard が有効になっている場合、カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ 6 の以下の機能の動作が一部制限されます:
- Windows 10 RS1, RS2, RS3 の場合:
- 不正ロック対策
- クリプトウイルスからの保護
- Windows 10 RS4 の場合:
- クリップボードの保護
- キーボードとマウスのエミュレーターソフトウェアからのブラウザーの保護
- 遠隔管理アプリケーションからの保護
- ブラウザーの保護(API による管理、ブラウザーウィンドウへの危険なメッセージを使用した攻撃からの保護、メッセージキュー管理からの保護)
Windows 10 RS4 で UMCI モードが有効な場合は、デスクトップロッカーを検知しません。