Kaspersky Security 配布キットに含まれるユーティリティとスクリプトの使用

2024年1月25日

ID 98765

Kaspersky Security の動作エラーの原因を分析する目的で、テクニカルサポート担当者から Kaspersky Security 配布キットに含まれる次のユーティリティの使用を要求されることがあります:

  • ai_config:SVM の設定を、設定データベース形式からテキストファイル形式に変換したり、テキストファイル形式から設定データベース形式に戻すためのユーティリティ。
  • cleanUpdateShare.sh:SVM から古いバージョンの Light Agent の定義データベースを削除するためのスクリプト。
  • configure.sh:SVM を管理したり、SVM の設定を表示したり変更するためのスクリプト。このスクリプトは、SVM 管理ウィザードで、klconfig アカウントを使用して SVM の再設定を編集する時に使用されます。
  • dump_ods_scan_queue、dump_ods_scan_queue.sh:現在のスキャンタスクの待機中のキューを表示するユーティリティです。
  • eventlog_client、eventlog_client.sh:Kaspersky Security Center に送信するイベントを生成するユーティリティです。
  • firewall.sh:ネットワークエージェントに接続するポートを開くためのスクリプトです。
  • first_boot.sh:SVM の最初の起動時に SVM の設定を変更するためのスクリプトです。
  • get_used_mem.sh:メモリの使用状況の統計情報を表示するスクリプトです。
  • kvp_read:Hyper-V KVP Exchange ストレージからのハイパーバイザーの共有データを表示するユーティリティです。
  • la-kvm-guest:KVM ゲストサービスを管理するための init.d スクリプトです。
  • la-scanserver:scanserver サービスを管理するための init.d スクリプトです。
  • managenet.sh:ネットワークインターフェイスを管理するためのスクリプトです。
  • on_product_install.sh:SVM の導入時に 1 回だけ使用する SVM の設定を可能にするスクリプトです。
  • sfw:Linux オペレーティングシステムの Netfilter ファイアウォール管理するためのユーティリティです。
  • show_inventory および show_inventory.sh は、Protection Server が Integration Server から受信した仮想インフラストラクチャインベントリに関する情報を表示するためのユーティリティです。
  • show_virt_info、show_virt_info.sh:仮想マシンに関する情報(例:BIOS のバージョンやハイパーバイザーの情報など)を表示するためのユーティリティです。
  • snmp.sh:SVM 上で SNMP 監視を有効または無効にするためのスクリプトです。
  • storage_util は、Kaspersky Security 定義データベースのアップデートに使用されるデータ保管領域を管理するためのユーティリティです。
  • patch_detector.pl:指定したフォルダーでソフトウェアモジュールのアップデートを検索したり、そのアップデートをインストールするために KSV Patch Installer を実行するスクリプトです。
  • patch_installer.pl は、tar.gz ファイルから Kaspersky Security モジュールのアップデートをインストールするためのスクリプトです。
  • patch_list.pl は、SVM にインストールされている Kaspersky Security モジュールアップデートのリストを XML 形式で生成するためのスクリプトです。
  • patch_rollback.pl は、インストールされている最新の Kaspersky Security モジュールアップデートをロールバックするためのスクリプトです。

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