SCAN コマンド

2024年1月10日

ID 147100

仮想マシンのウイルススキャンを開始します。

コマンドの構文:

SCAN [<files>] [/ALL][/MEMORY][/STARTUP][/MAIL][/REMDRIVES] [/FIXDRIVES][/NETDRIVES][/@:<filelist.lst>] [/i<0-4>] [/e:a|s|b|<マスク>|<最大スキャン時間>] [/R[A]:<レポートファイル>] [/C:<設定ファイル>]

設定:

  • <ファイル> - スペース区切りのファイルとフォルダーのリスト(指定するパスが長くスペースを含む場合は引用符で囲む必要があります)。
  • /ALL – 保護対象仮想マシンのファイルシステムにあるすべてのオブジェクトをスキャンします。
  • /MEMORY – 保護対象仮想マシンのメモリをスキャンします。
  • /STARTUP – スタートアップオブジェクトをスキャンします。
  • /MAIL – メールボックスをスキャンします。
  • /REMDRIVES – リムーバブルドライブをスキャンします。
  • /FIXDRIVES – ハードディスクをスキャンします。
  • /NETDRIVES – ネットワークドライブをスキャンします。
  • /@:<拡張子が lst でファイルのリストを記載したファイルの名前> – リストに含まれるファイルをスキャンします。
  • /i0 – 「通知する」オプション。
  • /i1 – 「駆除する。駆除できない場合はスキップする」オプション。
  • /i2 – 「駆除する。駆除できない場合は削除する」オプション(この設定では、コンテナに含まれるファイルを削除するのではなく、実行可能な拡張子を持つコンテナを削除します)。
  • /i3 – 「駆除する。駆除できない場合は削除する」オプション(この設定では、コンテナに含まれるオブジェクトを個別に削除できない場合に、コンテナを削除します)。
  • /i4 – 「削除する」オプション(コンテナに含まれるオブジェクトを個別に削除できない場合には、コンテナを削除します)。
  • /i8(既定)– ユーザーに即座に対応を行うように通知します。
  • /i9 – タスクの完了後に、ユーザー操作を要求します。
  • /fe – 簡易スキャンモード(拡張子に基づく)。
  • /fi – スマートスキャンモード(ファイル形式に基づく)。
  • /fa(既定)– すべてのファイルをスキャンします。
  • --e:a – アーカイブをスキャンしません。
  • /e:b – メールデータベースおよびメールメッセージをスキャンしません。
  • /e:<マスク> - マスクでファイルをスキャンしません。
  • --e:<スキャンの最大時間> - 複合ファイルのスキャン時間が指定された時間を超えたらスキャンしません。1 ファイルに対する最大スキャン時間を秒単位で指定します。
  • /es:<ファイルの最大サイズ> - 指定の値を超えるサイズの複合ファイルをスキャンしません。スキャンするファイルの最大サイズをメガバイト単位で指定します。
  • /iSwift=<on|off> – iSwift 技術をオンにするかどうかを指定します。
  • /C:<設定情報ファイル> - 設定情報ファイルを指定します。
  • /R:<レポートファイル> - 緊急イベントのみをレポートファイルに保存します。
  • /RA:<レポートファイル> - すべてのイベントをレポートファイルに保存します。

    例:

    • avp.com SCAN /R:log.txt /MEMORY /STARTUP /MAIL "C:\Documents and Settings\All Users\My Documents" "C:\Program Files" C:\Downloads\test.exe
    • avp.com SCAN /MEMORY /@:objects2scan.txt /C:scan_settings.txt /RA:scan.log

この記事はお役に立ちましたか?
改善できる点がありましたらお聞かせください。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。