制限付きでサポートされるプラットフォームを基盤とする仮想環境に Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent をインストールする方法
更新日: 2024年12月20日
Article ID: 15809
対象製品:Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent(バージョン 5.2.27.319)
制限付きでサポートされるプラットフォームを基盤とする仮想環境の保護に Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent を使用できます:
- Enterprise Cloud Platform VeiL 4.5
- OpenStack Stein、Victoria、Wallaby、Xena
- ROSA Virtualization 2.1
- Sangfor 5.8.5
- SharxBase 5.10.x
- zVirt 3.x、4.x
- Tionix Cloud Platform 2.9
- RED Virtualization 7.3
- 「R-Virtualization」サーバー仮想化システム
インストーラーを入手するには、カスペルスキーカンパニーアカウントからテクニカルサポートにリクエストを送信してください。
制限付きでサポートされるプラットフォームを基盤とする仮想環境を保護するための製品のインストール方法
- 仮想マシン作成ウィザードを実行します。
- QCOW2 形式の SVM イメージを選択します。
- ウィザードを終了します。
- 仮想マシンを実行します。
- 次の資格情報を使用して SVM にログインします:
- ログイン:root
- パスワード:7czWtTKhCgrvEYBHb3rE
- root のパスワードを変更します:
passwd root
- klconfig のパスワードを変更します:
passwd klconfig
- ネットワークを構成します。以下のコマンドを実行します:
- DHCP を使用している場合:
-
ssh klconfig@localhost dhcp <InterfaceName> yes
- 静的パラメーターを使用している場合:
-
[root@localhost ~]# ssh klconfig@localhost network <InterfaceName> <IP> <NetMask> <Broadcast> <Gateway>
- DNS サーバーを設定する場合:
-
ssh klconfig@localhost dns <dns server 1> <dns server 2> <dns server 3>
- 最大 3 台の DNS サーバーを設定する場合:
-
[root@localhost ~]# ssh klconfig@localhost dns <server 1> <server 2> <server 3>
- ネットワークサービスを再開します。
- コネクタの言語を設定します:
ssh klconfig@<IP> connectorlang <lang>
- SVM の名前を設定します:
ssh klconfig@<IP> hostname testsvm.contoso.com <IP>
- ネットワークエージェントの接続を設定します:
ssh klconfig@<IP> nagent <IP or fqdn_of_KSC> 13000 14000
- ネットワークエージェントを再起動します:
ssh klconfig@<IP> manageservices restart klnagent
- 製品をインストールします:
ssh klconfig@<IP> productinstall
- Protection Server の展開を進め、またその効率性を確保するために、利用許諾契約とプライバシーポリシーをすべてお読みいただき、内容に同意してください:
ssh klconfig@<IP> accept_eula_and_privacypolicy yes
- Scan Server を実行します:
ssh klconfig@<IP> manageservices start scanserver
これで、Kaspersky Security Center を介して SVM を管理できるようになりました。
設定コマンドの詳細な説明は、オンラインヘルプを参照してください。
制限
- Integration Server はサポートされていません。Integration Server に接続すると、SVM(仮想インフラストラクチャに展開)は、ハイパーバイザーが利用できず、Protection Server がハイパーバイザーに接続されていないことを通知するイベントを Kaspersky Security Center に送信します。
- Light Agent は、手動で指定された SVM アドレスのリストのみを使用してネットワーク内の SVM を検出できます。SVM 検出に Integration Server を使用することはできません。
こちらのガイドを使用して ROSA Virtualization 2.1 インフラストラクチャに指定された制限を削除することもできます。