仮想インフラストラクチャツリーを使用したファイル保護設定の割り当てに関する情報

2023年12月13日

ID 158114

ウィンドウの上部にあるドロップダウンリストで[仮想インフラストラクチャツリーを使用する]が選択されている場合、[保護対象インフラストラクチャ]セクションには、VMware 仮想インフラストラクチャのオブジェクトのツリーと、仮想インフラストラクチャのオブジェクトに割り当てられたプロテクションプロファイルが表示されます。

保護対象インフラストラクチャは、項目のツリーとして表示されます:

  • 1 台の VMware vCenter Server に対するポリシーのプロパティに「VMware vCenter Agentless」クラスタの保護対象インフラストラクチャが表示されます。ルート項目は VMware vCenter Server で、その下に Datacenter オブジェクト、VMware クラスタ、リソースプール、vApp オブジェクト、仮想マシンが表示されます。
  • 保護対象インフラストラクチャ全体に対するポリシーのプロパティでは、ルート項目は Integration Server で、その下にすべての VMware vCenter Server が表示され、それぞれがこの VMware vCenter Server に対応する「VMware vCenter Agentless」クラスタの保護対象インフラストラクチャを含みます。
  • 仮想管理サーバーの[管理対象デバイス]フォルダーにあるテナントポリシーのプロパティでは、ルート要素は、テナントのすべての仮想データセンターを結合する「Cloud Director の組織」のオブジェクトです。このオブジェクトの下には、この仮想管理サーバーに対応する Cloud Director の組織内のすべての仮想マシンがあります。

仮想インフラストラクチャに同じ ID(vmID)を持つ仮想マシンが複数存在する場合は、1 台の仮想マシンのみがオブジェクトツリーに表示されます。この仮想マシンにプロテクションプロファイルが割り当てられている場合、このプロテクションプロファイルの設定が同じ ID(vmID)を持つすべての仮想マシンに適用されます。

プロテクションプロファイル]列には、保護対象インフラストラクチャのオブジェクトへのプロテクションプロファイルの割り当てに関する情報が表示されます。仮想マシンを保護する時に、割り当てられたプロテクションプロファイルの設定が使用されます。

プロテクションプロファイル]フィールドには、次の値が含まれる場合があります:

  • 仮想マシンまたは VMware 仮想インフラストラクチャオブジェクトに割り当てるプロテクションプロファイルの名前。
  • 親オブジェクトから継承され、「継承:<N>」として表示されるプロテクションプロファイル名。<N> は継承されたプロテクションプロファイルの名前です。
  • (未割り当て)」または「継承済み:(未割り当て)」 - プロテクションプロファイルが割り当てられていないか、割り当てがキャンセルされた場合([プロテクションプロファイルを使用しない]の値が選択された場合)。プロテクションプロファイルが割り当てられていない仮想マシンまたは仮想インフラストラクチャオブジェクトは保護から除外されます。

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