SVM で保護される仮想マシンに関する情報の表示
2024年7月9日
ID 159780
ファイル脅威対策を使用する SVM で保護される仮想マシンに関する情報は、この SVM にインストールされている製品のプロパティで表示できます。
VMware NSX-V Manager によって管理されるインフラストラクチャに Kaspersky Security が導入されている場合、ネットワーク脅威対策を使用する SVM で保護される仮想マシンに関する情報を、この SVM にインストールされている製品のプロパティで表示することもできます。VMware NSX-T Manager によって管理されるインフラストラクチャに Kaspersky Security が導入されている場合、SVM で保護される仮想マシンに関する情報は、ネットワーク脅威対策を使用する SVM にインストールされている製品のプロパティに表示されません。
SVM と仮想マシンにインストールされている Guest Introspection Thin Agent との間に接続が確立されている場合、仮想マシンは SVM によって保護されます。この場合、仮想マシンはまだ保護対象外にすることができます。
ファイル脅威対策を使用する SVM は、ファイルの脅威から仮想マシンを保護するためのすべての条件を満たす仮想マシンのみを保護します。ネットワーク脅威対策を使用する SVM は、ネットワークの脅威から仮想マシンを保護するためのすべての条件を満たす仮想マシンのみを保護します。
SVM で保護される仮想マシンに関する情報を表示するには:
- Kaspersky Security Center 管理コンソールで、次のように SVM プロパティウィンドウを開きます:
- 関連する SVM を含む KSC クラスタが属する管理グループを選択します。
- 作業領域で、[デバイス]タブを選択します。
- リストで SVM を選択し、ダブルクリックするか、コンテキストメニューで[プロパティ]を選択して、SVM プロパティウィンドウを開きます。
SVM のプロパティウィンドウが表示されます。
- SVM のプロパティウィンドウの左側にあるリストで、[アプリケーション]セクションを選択します。
ウィンドウの右側に、この SVM にインストールされている製品のリストが表示されます。
- [Kaspersky Security for Virtualization 6.1 Agentless]を選択し、ダブルクリックするか、コンテキストメニューで[プロパティ]を選択して、アプリケーション設定ウィンドウを開きます。
[Kaspersky Security for Virtualization 6.1 Agentless の設定]ウィンドウが表示されます。
- アプリケーション設定ウィンドウの左側にあるリストで、[保護対象仮想マシンのリスト]セクションを選択します。
ウィンドウの右側に、SVM で保護される仮想マシンに関する情報が含まれたテーブルが表示されます。
表には各仮想マシンの次の情報が表示されます:
- 仮想マシン名。
- Kaspersky Security Center 仮想管理サーバーの名前。仮想マシンを所有するテナント組織の保護の管理に使用されます。仮想マシンがテナント組織に属さない場合は、「
いいえ
」と列に表示されます。 - 仮想マシンの IP アドレス。
- 仮想マシンにインストールされているオペレーティングシステムのバージョン。
- 仮想マシンにインストールされているオペレーティングシステムの種別:サーバー OS またはデスクトップ OS。
- 仮想マシンの ID(vmID)。
- 仮想インフラストラクチャ内の仮想マシンのパス。
仮想マシンのリストを含む表では、次のことができます:
- 表の任意の列でリストを並べ替え
- リストから仮想マシンを検索
- [更新]をクリックして、仮想マシンに関する情報を更新します。