完全スキャンタスク

2023年12月13日

ID 187399

完全スキャンタスクでは、タスク範囲内のすべての仮想マシンのファイルに対してウイルススキャンを実行できます。タスクの範囲は、タスクが Kaspersky Security Center の管理グループの階層内のどこにあるかによって、さらにタスクの作成に使用する Kaspersky Security 管理プラグインによって異なります。

Kaspersky Security 管理プラグインのいずれかを使用して、完全スキャンタスクを作成できます:

  • メイン管理プラグイン - Cloud Director の組織の一部ではない仮想マシンをスキャンします。
  • テナント用の管理プラグイン - Cloud Director の組織の一部である仮想マシン、つまりテナントの仮想マシンをスキャンします。

メイン管理プラグインを使用して作成された完全スキャンタスク

Kaspersky Security メイン管理プラグインを使用して完全スキャンタスクを作成している場合、タスクの範囲は次のように決定されます:

  • Kaspersky Security Center のメイン管理サーバーの[管理対象デバイス]フォルダーにあるタスクでは、Cloud Director の組織の一部ではない保護対象インフラストラクチャ全体にあるすべての仮想マシンをスキャンできます。
  • KSC クラスタを含むグループのタスクにより、Cloud Director の組織の一部ではない、この KSC クラスタの保護対象インフラストラクチャ内のすべての仮想マシンをスキャンできます。
  • 1 台以上の SVM に対して設定された[タスク]フォルダー内のタスクを使用すると、指定した SVM によって保護されているが Cloud Director の組織の一部ではないすべての仮想マシンをスキャンできます。

    SVM は、SVM が導入されているのと同じハイパーバイザーで実行されている仮想マシンのみをスキャンします。

テナント用の管理プラグインを使用して作成された完全スキャンタスク

テナントの仮想マシンでの完全スキャンタスクの作成は、Kaspersky Security Center の仮想管理サーバーでのみサポートされています。仮想管理サーバーの[管理対象デバイス]フォルダーにある Kaspersky Security(テナント用)管理プラグインを使用して、完全スキャンタスクを作成できます。このタスクの範囲には、この仮想管理サーバーに対応する Cloud Director の組織内のすべての仮想マシンが含まれます。

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