トラフィック処理モードについて

2023年12月13日

ID 203926

VMware NSX-V Manager によって管理されるインフラストラクチャに Kaspersky Security が導入されている場合、ネットワーク脅威対策は次のいずれかのトラフィック処理モードで機能します:

  • 標準モード:このモードを使用すると、ネットワーク脅威対策は仮想マシンからトラフィックを受信してスキャンします。Kaspersky Security が侵入の兆候や危険であるか不正な URL へのアクセス試行を検知した場合、Kaspersky Security のポリシー設定で指定された動作を実行し、検知した脅威と実行した動作を Kaspersky Security Center 管理サーバーへ送信します。
  • 監視モード:このモードを使用すると、ネットワーク脅威対策は仮想マシンからトラフィックのコピーを受信します。侵入の兆候や危険であるか不正な URL へのアクセス試行が検知された場合、脅威を防止するための動作は実行せず、Kaspersky Security Center 管理サーバーに検知した脅威に関する情報の送信のみ実行します。

トラフィック処理モードは、VMware NSX- V Manager で Kaspersky Network Protection サービスの登録時に選択します。ネットワーク保護サービスの登録と SVM の導入後は、トラフィック処理モードを変更できません。別のトラフィック処理モードを選択するには、ネットワーク脅威対策コンポーネントと、このコンポーネントのインストールのためにインフラストラクチャで作成されたオブジェクトを削除し、ネットワーク保護サービスの登録を解除してから、新しいトラフィック処理モードでネットワーク保護サービスを再登録して、新しい SVM を導入します。

VMware NSX-T Manager によって管理されるインフラストラクチャに Kaspersky Security が導入されている場合、ネットワーク脅威対策は常に標準のトラフィック処理モードで機能します。侵入の兆候や危険であるか不正な URL へのアクセス試行が検知された時、脅威を防止するための動作を実行しない場合、仮想マシンのネットワーク活動のコントロール設定および URL のスキャン設定の、ネットワーク攻撃の検知の設定の脅威の検知時の処理で、[無視する]を選択します。

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