製品のアーキテクチャ

2023年12月13日

ID 56684

Kaspersky Security は 2 つの SVM イメージとして提供されます:

  • ファイル脅威対策がインストールされている SVM
  • ネットワーク脅威対策がインストールされている SVM

SVM(セキュア仮想マシン)とは、Kaspersky Security のコンポーネントがインストールされた仮想マシンです。SVM は、VMware ESXi ハイパーバイザーに導入されます。保護とスキャンのために製品を各仮想マシンにインストールする必要はありません。

Kaspersky Security のコンポーネントは、VMware NSX Manager にサービスとして登録されます:

  • ファイル脅威対策は、ファイルシステム保護サービス(Kaspersky File Antimalware Protection)として登録されます。
  • ネットワーク脅威対策は、ネットワーク保護サービス(Kaspersky Network Protection)として登録されます。

Kaspersky Security サービスは、製品のインストール中に VMware クラスタに導入されます。Kaspersky Security サービスが導入されると、Kaspersky Security のコンポーネントがインストールされている SVM が、そのクラスタ内のハイパーバイザーに導入されます(次の図を参照)。

製品のアーキテクチャ

製品のアーキテクチャ

ファイル脅威対策コンポーネントがインストールされた SVM は、次の機能を提供します:

ネットワーク脅威対策がインストールされた SVM は、ネットワークの脅威に対する仮想マシンの保護の要件を満たすすべての仮想マシンに、ネットワーク上の脅威からの保護を提供します。

Integration Server コンポーネントは、VMware 仮想インフラストラクチャと Kaspersky Security コンポーネントとの対話を可能にします。

製品は、Kaspersky Security Center を通じて管理されます。これは、Kaspersky 製品を管理するためのリモートによる一元管理システムです。本製品は、Kaspersky Security Center のコンポーネントであるネットワークエージェントを通じて Kaspersky Security Center と対話します。ネットワークエージェントは、SVM イメージに含まれています。

Kaspersky Security メイン管理プラグインは、Kaspersky Security Center から Kaspersky Security 製品を管理するためのインターフェイスを提供します。製品がマルチテナンシーモードで動作している場合、Kaspersky Security(テナント用)管理プラグインも製品管理に必要です。

Kaspersky Security 管理プラグインは、Kaspersky Security 配布キットに含まれています。

Kaspersky Security 管理プラグインは、Kaspersky Security Center 管理コンソールがインストールされているコンピューターにインストールする必要があります。

このヘルプセクションの内容

Kaspersky Security SVM イメージの内容

製品使用のオプション

Kaspersky Security のコンポーネントと VMware 仮想インフラストラクチャの統合

Integration Server について

Integration Server コンソールについて

データ処理について

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