VMware NSX-V Manager によって管理される仮想インフラストラクチャの準備

2023年12月13日

ID 57184

VMware NSX-V Manager によって管理されるインフラストラクチャに Kaspersky Security をインストールする前に、次の操作を実行します:

  • VMware ESXi ハイパーバイザーを 1 つ以上の VMware クラスタにまとめます。
  • 各ハイパーバイザーのプロパティの[エージェント仮想マシンの設定]を設定します。サービス仮想マシンと SVM のネットワークとストレージを選択します。エージェント仮想マシンの設定の詳細については、VMware の製品ガイドを参照してください。
  • ファイル脅威対策がインストールされている SVM を導入する各 VMware クラスタに Guest Introspection サービスを導入します。これにより、Guest Introspection サービス仮想マシンは、クラスタの一部である各ハイパーバイザーに導入されます。

    Guest Introspection サービスの導入は、VMware vSphere Client コンソールで実行します。

  • Kaspersky Security で保護するすべての仮想マシンに、Guest Introspection Thin Agent コンポーネントをインストールします。

    Windows の仮想マシンでは、VMware Tools バージョン 11.2.5 パッケージに含まれている NSX ファイル自己検証ドライバが Guest Introspection Thin Agent コンポーネントとして機能します。既定では、NSX ファイル自己検証ドライバはインストールされていないため、VMware Tools パッケージをインストールする時に[NSX ファイル自己検証ドライバ]を選択してインストールします。

    Linux の仮想マシンに Guest Introspection Thin Agent コンポーネントをインストールするための特別なパッケージが提供されています。詳細は、VMware 製品に付属のガイドを参照してください。

  • ネットワーク脅威対策コンポーネントをインストールする場合は、次の追加の操作を実行します:
    • VMware NSX Data Center for vSphere に正しいライセンス種別が使用されていることを確認してください。
    • VMware NSX コンポーネントをハイパーバイザーにインストールします。インストールは、VMware vSphere Client コンソールで実行されます([ホストの準備]タブの[ネットワークとセキュリティ] - [インストールとアップグレード]セクション)。ネットワーク脅威対策がインストールされている SVM を導入する VMware クラスタを選択し、[処理] - [インストール]を実行する必要があります。詳細は、ナレッジベースを参照してください。

このセクションの内容:

Guest Introspection サービス仮想マシンの導入

NSX for vSphere のライセンス情報の表示

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