トレースファイルの概要

2023年12月13日

ID 58090

トレースファイルは、アプリケーションコマンドの実行を 1 ステップずつ追跡し、エラー発生時にアプリケーションがどの操作フェーズにあったかを検出するのに役立ちます。

トレースファイルに保存されたデータを確認できます。データの確認方法については、カスペルスキーのテクニカルサポートにお問い合わせください。

すべてのトレースファイルには、次の共通データが含まれます:

  • イベントの日時
  • 実行されているスレッドの数
  • イベントを発生させたコンポーネント
  • イベントの重要度(情報イベント、警告、緊急イベント、エラー)
  • 製品コンポーネントから受信したコマンドの実行およびそのコマンドの実行結果に関するイベントの説明

トレースファイルは自動的にはカスペルスキーに送信されません。テクニカルサポートへの問い合わせ時に、このファイルを使用できます。トレースファイルに記録された情報は、製品コンポーネントの動作エラーの原因の分析と識別に必要となることがあります。

トレースファイルを作動させるため、製品の配布キットに含まれる logcontrol.sh スクリプトの使用をテクニカルサポートの担当者から依頼される場合があります(詳細は、ナレッジベースを参照してください)。

トレースファイルは暗号化されていない形式で保存されます。不正なアクセスからログを保護してください。

このセクションの内容:

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