ライセンス使用レポートの表示

2023年12月13日

ID 58851

ライセンス使用レポートを表示するには:

  1. Kaspersky Security Center 管理コンソールで、[管理サーバー <サーバー名>]フォルダーを選択します。
  2. フォルダーの作業領域で、[レポート]タブを選択します。
  3. レポートテンプレートのリストで、[ライセンス使用レポート]テンプレートを選択し、ダブルクリックするか、コンテキストメニューで[レポートを表示]を選択して、レポートウィンドウを開きます。

    ライセンス使用レポート]テンプレートに基づいて生成されたレポートを含むウィンドウが表示されます。

ウィンドウ上部のチャートに、各ライセンスについて次のライセンス使用状況の詳細が表示されます:

  • ライセンスが既に使用されているライセンス単位数
  • ライセンス制限に従ってライセンスを使用できるライセンス単位数
  • ライセンス制限を超過しているライセンスのライセンス単位数

ライセンス使用レポートは 2 つの表で構成されています:

  • サマリーテーブルには、使用中のライセンスに関する情報が表示されます
  • 詳細情報テーブルには、ライセンスが追加されている SVM またはライセンスを使用して保護されている仮想マシンに関する情報が表示されます

それぞれの表に示されるフィールドの内容を設定できます。レポートの表でフィールドを追加または削除する方法については、Kaspersky Security Center のヘルプを参照してください。

サマリーテーブルには、使用中のライセンスに関する情報が表示されます:

  • 識別 ID - 一意の英数字文字列。
  • 現在のライセンスとして使用.ライセンス種別により異なります:
    • サーバー向けライセンスまたはデスクトップ向けライセンスの場合、ライセンスを使用して保護されている仮想マシンの数。
    • プロセッサコア数に制限のあるライセンスの場合 - SVM が導入されているすべての VMware ESXi ハイパーバイザーで使用されている物理プロセッサコアの数。
    • プロセッサ数に制限のあるライセンスの場合 - 仮想マシンを保護しているすべてのハイパーバイザーで使用できる物理プロセッサの数。
  • ワークステーションで現在のライセンスとして使用 - ライセンスを使用して保護されている、デスクトップ OS を搭載した仮想マシンの数。
  • サーバーで現在のライセンスとして使用 - ライセンスを使用して保護されている、サーバー OS を搭載した仮想マシンの数。
  • 予備のライセンスとして使用 - ライセンスが予備のライセンスとして追加されている SVM の数。
  • 制限 - ライセンス種別により異なります:
    • サーバー向けライセンスの場合 - サーバー向けオペレーティングシステムで稼働する仮想マシンを保護できる最大数。
    • デスクトップ向けライセンスの場合 - デスクトップ向けオペレーティングシステムで稼働する仮想マシンを保護できる最大数。

      サーバーおよびデスクトップライセンスのライセンスでは、ライセンスの制限数には、停止中かどうかに関係なく過去 30 日間本製品が保護していたすべての仮想マシンが含まれます。仮想マシンをライセンスの制限数に含めないために、仮想マシンを保護対象仮想マシンから除外できます。

    • プロセッサのコア数に制限のあるライセンスの場合 - 仮想マシンを保護しているすべてのハイパーバイザーで使用できる物理プロセッサコアの最大数。
    • プロセッサ数に制限のあるライセンスの場合 - 仮想マシンを保護しているすべてのハイパーバイザーで使用できる物理プロセッサの最大数。
  • ライセンス情報ファイルの有効期限:現在のライセンス情報でアクティベートした製品の使用権が終了する日付。
  • ライセンス情報ファイルの有効期限:ライセンスの有効期限。
  • 予備のプロパティ - 予備のライセンスのプロパティ。
  • サービス情報:ライセンス情報ファイルとライセンスに関係するサービス情報。

    下の行には次の情報が集計されて表示されます:

    • ライセンス:使用しているライセンスの合計数。
    • 90% を超えるライセンスを使用中:ライセンス制限の 90% 以上使用されているライセンスの総数。たとえば、制限が仮想マシン 100 台に設定されているとします。あるライセンスが、2 台の SVM で使用されており、最初の SVM は 42 台の仮想マシンを保護し、2 番目の SVM は 53 台の仮想マシンを保護しています。したがって、このライセンスは 95% が使用済みで、このフィールドに示されるライセンス数に含まれます。
    • 上限を超過しているライセンス数:ライセンスの制限を超過したライセンスの総数。たとえば、サーバー OS またはデスクトップ OS を搭載した保護対象仮想マシンの数、あるいはすべてのハイパーバイザーで使用されている物理プロセッサコアの数(ライセンス情報の種別により異なる)に適用されます。

詳細情報テーブルには、ライセンスが追加されている SVM に関する情報(すべてのライセンス種別が対象)またはライセンスを使用している保護対象仮想マシンに関する情報(サーバー向けまたはデスクトップ向けライセンスの場合)が表示されます。

  • グループ:ライセンスが追加された SVM が属する管理グループ。
  • デバイス名:ライセンスが追加されている SVM の名前、またはライセンスを使用している保護対象仮想マシンの名前。
  • アプリケーション:SVM にライセンスを追加することでアクティベートされたアプリケーションの名前。
  • バージョン:SVM にライセンスを追加することでアクティベートされたアプリケーションのバージョン番号。
  • 現在のライセンス:現在のライセンスとして SVM に追加されたライセンス、または仮想マシンの保護に使用されているライセンス。
  • 予備のライセンス:予備のライセンスとして SVM に追加されたライセンス。
  • ライセンス有効期限:このライセンスで製品を使用できる期限。
  • ライセンス情報ファイルの有効期限:ライセンスの有効期限。
  • IP アドレス:ライセンスが追加されている SVM の IP アドレス、または保護対象仮想マシンの IP アドレス。
  • 前回のネットワーク上での認識:SVM または仮想マシンが企業 LAN で前回認識された日時。
  • 前回の管理サーバーへの接続:SVM が Kaspersky Security Center 管理サーバーに前回接続した日時。
  • NetBIOS 名:保護対象仮想マシンの名前と仮想インフラストラクチャでのパス。
  • DNS 名:SVM のドメイン名または保護対象仮想マシンの名前と仮想インフラストラクチャでのパス。
  • 使用済みライセンス数:ライセンス種別により異なります:
    • サーバー向けまたはデスクトップ向けライセンスの場合 - 製品によって保護されている、サーバー OS またはデスクトップ OS を搭載した仮想マシンの数。
    • プロセッサのコア数に制限のあるライセンスの場合 - SVM が導入されているすべてのハイパーバイザーで使用されている物理プロセッサコアの最大数。
    • プロセッサの数に制限のあるライセンスの場合 - SVM が導入されているすべてのハイパーバイザーで使用されている物理プロセッサの数。
  • ワークステーションとして使用 - デスクトップ OS を搭載した保護対象仮想マシンの数。
  • サーバーとして使用 - サーバー OS を搭載した保護対象仮想マシンの数。

サーバー向けライセンスとデスクトップ向けライセンスの両方が SVM に追加されている場合、Kaspersky Security Center のライセンス使用レポートには、サーバー向けライセンスとデスクトップ向けライセンスの組み合わせに関する次の情報が表示されます:

  • ライセンス現在のライセンス予備のライセンス - サーバー向けライセンスとデスクトップ向けライセンスの一意の組み合わせ。
  • 最も早いライセンスの有効期限 - サーバー向けライセンスで製品を使用できる期間の最終日とデスクトップ向けライセンスで製品を使用できる期間の最終日のうち、遅い方の日付。
  • ライセンスの有効期限 - サーバー向けライセンスの有効期限とデスクトップ向けライセンスの有効期限のうち、遅い方の有効期限日。
  • 現在のライセンスとして使用 - ライセンスを使用して保護されている、サーバー OS とデスクトップ OS を搭載した保護対象仮想マシンの総数。
  • 制限 - デスクトップ OS 搭載の保護対象仮想マシンの最大数とサーバー OS 搭載の保護対象仮想マシンの最大数の合計。
  • 使用済み - 製品によって保護されている、サーバー OS とデスクトップ OS を搭載した保護対象仮想マシンの総数。

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