Kaspersky Security の設定の変更

2023年12月13日

ID 60177

Kaspersky Security の設定変更手順を使用して、次を実行できます:

  • Integration Server と、Integration Server によって Kaspersky Security サービスが登録された VMware NSX Manager との接続設定を変更する。新しい VMware NSX Manager の種別は、Kaspersky Security サービスの登録時に指定された種別と一致する必要があります。
  • Integration Server に情報を送信するために VMware NSX Manager で使用するアドレスとポートを変更する。
  • Kaspersky Security サービスの登録時に指定した SVM イメージを変更する。再設定ウィザードが終了すると、Integration Server は新しい設定でサービスを再登録し、新しいイメージから SVM を導入できます。

    新しい SVM を導入するために実行する操作は、使用する VMware NSX Manager の種別(VMware NSX-T Manager または VMware NSX-V Manager)によって異なります。

    VMware NSX-T Manager によって管理されるインフラストラクチャで、次の操作を実行します:

    1. VMware NSX Manager Web コンソールで、[システム] - [サービスの導入]セクションの[導入]タブの[パートナーサービス]フィールドで目的の Kaspersky Security サービスを選択し、リストから前のサービスの導入を選択して、[削除]を実行します(使用可能な操作のリストは導入名の左側にあるボタンで開きます)。
    2. 同じ VMware クラスタに Kaspersky Security サービスを再導入します。導入中に、[導入の仕様]フィールドで目的の SVM 設定を選択します。

    VMware NSX-V Manager によって管理されるインフラストラクチャに新しい SVM を導入するには、VMware vSphere Client コンソールの[サービスの導入]タブにある[ネットワークとセキュリティ] - [インストールとアップグレード]セクションで、リストから Kaspersky Security サービスの導入を選択し、[アップグレード]を実行します。

    これにより、仮想インフラストラクチャに新しい SVM が導入されます。

  • 以前に登録されていない Kaspersky Security サービスの SVM イメージを指定します(Kaspersky Security サービスの登録中に、2 つのサービスのうち 1 つだけを登録した場合)。再設定ウィザードでの操作の完了後、VMware クラスタに Kaspersky Security サービスを導入できます。導入は、VMware NSX Manager Web コンソールまたは VMware vSphere Client コンソール(使用する VMware NSX Manager の種別が VMware NSX-T Manager または VMware NSX-V Manager による)で実行できます。これにより、Kaspersky Security コンポーネントがインストールされている SVM が VMware ESXi ハイパーバイザーに導入されます。
  • 次の SVM の設定を変更します:
    • Kaspersky Security Center 管理サーバーの IP アドレスと、SVM が Kaspersky Security Center に接続するための SSL ポート。
    • SVM を Integration Server へ接続するためのアドレスとポート。
    • SVM 上の設定パスワードとルートユーザーアカウントのパスワード。
    • すべての SVM で使用されるタイムゾーン。
    • SVM をネットワークデータストレージに接続するための設定。

    これらの設定は、ウィザードの終了後に導入する新しい SVM の設定と、Kaspersky Security for Virtualization 6.1 Agentless コンポーネントがインストールされた導入済み SVM の再設定に適用されます。

    Kaspersky Security の再設定を開始しようとしている Integration Server コンソールのローカリゼーション言語が以前に導入した SVM のローカリゼーション言語と異なる場合、再設定により SVM のローカリゼーション言語も変更されます。Integration Server コンソールのローカリゼーション言語が SVM に適用されます。

    製品のアップデート後、以前のバージョンの Kaspersky Security コンポーネントがインストールされている仮想インフラストラクチャで SVM が引き続き機能し、これらの SVM の設定を変更する場合は、別のワークステーションに追加の Kaspersky Security Center 管理コンソールをインストールし、以前のバージョンの Kaspersky Security、Integration Server、および Integration Server コンソール用のメインの管理プラグインをインストールします。これにより、以前のバージョンの Integration Server コンソールがこのワークステーションにインストールされます。このコンソールを使用して、以前のバージョンの Kaspersky Security コンポーネントがインストールされている SVM の設定を変更できます。以前の製品バージョンの SVM 設定の変更については、以前のバージョンの Kaspersky Security のガイドを参照してください。

Kaspersky Security の設定を変更するには:

  1. Integration Server コンソールを開始します

    仮想インフラストラクチャ保護]セクションが開きます。

  2. リストから VMware vCenter Server を選択し、[アドレス]列にある VMware vCenter Server のアドレスまたは名前をクリックして、使用可能な操作のリストを開きます。
  3. 保護の管理]セクションで[Kaspersky Security の設定の変更]を選択します。

再設定ウィザードが開きます。ウィザードの指示に従います。

このヘルプセクションの内容

Integration Server と VMware NSX Manager の間の対話用の接続設定の変更

ファイルシステム保護サービスの SVM イメージの変更

ネットワーク保護サービスの SVM イメージの変更

ネットワーク脅威対策のトラフィック処理モードに関する情報の表示

SVM の接続設定の変更

SVM 上のアカウントのパスワードの変更

SVM のタイムゾーンの変更

ネットワークデータストレージに接続するための設定の変更

Kaspersky Security の再設定の開始

Kaspersky Security の再設定プロセス

ウィザードの終了

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