自動パッチインストールタスクの作成

2023年12月13日

ID 97904

自動パッチインストールタスクを作成するには:

  1. Kaspersky Security Center 管理コンソールで、タスクを作成するフォルダーまたは管理グループを選択します。

    管理対象デバイス]フォルダーまたは KSC クラスタを含む管理グループを選択した場合は、作業領域で[タスク]タブを選択します。

  2. 新規タスク]をクリックすると、新規タスクウィザードが起動します。
  3. ウィザードの最初のステップで、タスクの種別として[Kaspersky Security for Virtualization 6.1 Agentless] - [パッチの自動インストール]を順に選択します。

    新規タスクウィザードの次のステップに進みます。

  4. タスク]フォルダーから新規タスクウィザードを起動した場合、タスクを実行する必要がある SVM を選択する方法を指定します:
    • ローカルエリアネットワークのポーリング中に管理サーバーにより検出されたデバイスのリストから SVM を選択するには、[ネットワークの管理サーバーによって検出されたデバイスを選択する]をクリックします。
    • SVM のアドレスを手動で指定するか、ファイルから SVM のリストをインポートするには、[デバイスのアドレスを手動で指定するか、リストからアドレスをインポートする]をクリックします。アドレスは、SVM のアドレスのリストの入った TXT ファイルからインポートされます。1 行に 1 つのアドレスが記載されています。

      ファイルからアドレスのリストをインポートするか、手動でアドレスを指定し、SVM が名前で識別される場合、SVM の接続時またはローカルエリアネットワークの次回ポーリング時に、詳細が既に管理サーバーデータベースにある SVM のみを、タスクを作成する対象の SVM のリストに追加できます。

    • 定義済みの基準に基づいた抽出の一部であるすべての SVM でタスクを実行する必要がある場合は、[デバイスの抽出にタスクを割り当てる]をクリックします。デバイスの抽出の作成の詳細は、Kaspersky Security Center のヘルプを参照してください。
    • 管理グループ内のすべての SVM でタスクを実行する必要がある場合は、[管理グループにタスクを割り当てる]をクリックします。

      指定した SVM 選択方法に応じて、表示されたウィンドウで、次のいずれかの操作を実行します:

      • 検出されたデバイスのリストで、タスクを実行する SVM を指定します。これを行うには、リストの該当する SVM 名の左にあるチェックボックスをオンにします。
      • 追加]または[IP アドレス範囲の追加]をクリックし、SVM のアドレスを入力します。
      • インポート]をクリックして表示されたウィンドウで、SVM のアドレスのリストを含む TXT ファイルを選択します。
      • 参照]をクリックして表示されたウィンドウで、タスクを実行する SVM を含む抽出の名前を指定します。
      • 参照]をクリックして管理グループを選択するか、管理グループの名前を手動で入力します。

    新規タスクウィザードの次のステップに進みます。

  5. タスク実行スケジュールを設定します:
    • 実行予定:ドロップダウンリストからタスクの実行方法を選択します。ウィンドウに表示される設定は、選択したタスク実行方法によって異なります。
    • 未実行のタスクを実行する:このチェックボックスをオンにすると、SVM で次回 Kaspersky Security が起動された時にタスクの開始が試行されます。[手動]と[1 回]の場合、SVM がネットワークで認識されるとタスクがすぐに開始されます。

      このチェックボックスをオフにすると、タスクはスケジュールに従って SVM 上で開始され、[手動]および[1 回]では、SVM がネットワークで認識されている時にのみ開始されます。

    • タスクの開始を自動的かつランダムに遅延させる:既定では、SVM でのタスク開始の時刻は一定の時間範囲でランダム化されます。間隔は自動的に計算され、タスクの実行対象である SVM の台数に応じて決定されます:
      • 0 ~ 200 台の SVM - タスク開始はランダム化されません。
      • 200 ~ 500 台の SVM - タスク開始は 5 分間の範囲内でランダム化されます。
      • 500 ~ 1000 台の SVM - タスク開始は 10 分間の範囲内でランダム化されます。
      • 1000 ~ 2000 台の SVM - タスク開始は 15 分間の範囲内でランダム化されます。
      • 2000 ~ 5000 台の SVM - タスク開始は 20 分間の範囲内でランダム化されます。
      • 5000 ~ 10000 台の SVM - タスク開始は 30 分間の範囲内でランダム化されます。
      • 10000 ~ 20000 台の SVM - タスク開始は 1 時間の範囲内でランダム化されます。
      • 20000 ~ 50000 台の SVM - タスク開始は 2 時間の範囲内でランダム化されます。
      • 50000 台を超える SVM - タスク開始は 3 時間の範囲内でランダム化されます。

      自動的に計算された時間範囲内でタスク開始時刻をランダム化する必要がない場合は、[タスクの開始を自動的かつランダムに遅延させる]をオフにします。既定では、このチェックボックスはオンです。

    • タスクの開始を次の時間範囲内でランダムに遅延させる(分):スケジュールされたタスク開始時刻以降で指定された期間内のランダムな時刻にタスクを開始する場合は、このチェックボックスをオンにします。テキストボックスに、タスクを実際に開始するまでの最大遅延時間を入力します。この場合、スケジュールで指定された開始時刻から指定された期間内のランダムな時刻にタスクが開始されます。[タスクの開始を自動的かつランダムに遅延させる]をオフにすると、このチェックボックスを変更できます。

      タスクの開始時刻をランダム化することにより、Kaspersky Security Center の管理サーバーに多くの SVM が同時にアクセスする状況を回避できます。

    新規タスクウィザードの次のステップに進みます。

  6. 名前]フィールドに、自動パッチインストールタスクの名前を入力し、新規タスクウィザードの次のステップに進みます。
  7. 新規タスクウィザード終了後すぐにタスクを開始する場合は、[ウィザード完了後にタスクを実行する]をオンにします。

    新規タスクウィザードを終了します。

作成したアップデートロールバックタスクがタスクのリストに表示されます。[タスクスケジュールの設定]ウィンドウでタスクを開始するスケジュールを設定した場合は、そのスケジュールに従ってタスクが開始されます。いつでもタスクを手動で開始または停止できます

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