バックアップシステムとの互換性の問題と解決方法(Security 11 for Windows Server)
更新日: 2023年11月24日
Article ID: 15660
本記事の対象となるアプリケーションとバージョンを表示する
- Kaspersky Security 11.0.1 for Windows Server (バージョン 11.0.1.897)
- Kaspersky Security 11.0.0 for Windows Server (バージョン 11.0.0.480)
問題
Kaspersky Security for Windows Server がオンデマンドスキャンまたはリアルタイムファイル保護タスクを実行すると、スキャンされた各ファイルの最終アクセス時刻が更新されます。スキャンが完了後、本製品はファイルの最終アクセス時刻を初期値に復元します。
この動作は変更されていないファイルのバックアップコピーを作成することになるため、バックアップシステムの動作に影響を与える可能性があります。また、ファイル変更追跡アプリケーションで誤検出が発生する可能性もあります。
解決方法
スキャン後にファイル属性を復元する機能を無効にします:
- Kaspersky Security Center を起動します。
- [ ポリシー ] セクションに移動し、Kaspersky Security for Windows Server のポリシーのプロパティを開きます。
- [ アプリケーションの設定 ] をクリックします。
- [ スケーラビリティ、インターフェイス、スキャンの設定 ] 箇所で [ 設定 ] をクリックします。
- [ スキャンの設定 ] タブで [ スキャン後にファイル属性を復元する ] のチェックを外します。
- [ OK ] をクリックします。