コマンドラインから実行して使用する方法(Update Utility 4 for Windows)
端末がインターネットに接続されていることを確認してください。アップデートのダウンロード、及び アップデートを行う製品のライセンス情報を確認するために必要です。
コマンドラインから Update Utility 4 for Windows を実行して使用するには、UpdateUtility-Console.exe へのフルパスを入力して Enter キーを押します。
次のコマンドラインパラメーターが使用できます:
パラメーター | 詳細 |
---|---|
--accepteula | 使用許諾契約書に同意します。使用許諾契約書の文章は、アプリケーションパッケージに含まれている license.txt ファイルに記載されています。アプリケーションを使用するには、使用許諾契約書に同意する必要があります。本パラメータを設定しない場合、アプリケーションはコマンドラインで同意を求める文言を表示します。使用許諾契約書に同意するには、キーボードの Y キーを押します。 |
--acceptprivacypolicy | 製品とサービスのプライバシーポリシーに同意します。製品とサービスのプライバシーポリシーの文章は、アプリケーションパッケージに含まれている license.txt ファイルに記載されています。アプリケーションを使用するには、製品とサービスのプライバシーポリシーに同意する必要があります。本パラメータを設定しない場合、アプリケーションはコマンドラインで同意を求める文言を表示します。製品とサービスのプライバシーポリシーに同意するには、キーボードの Y キーを押します。 |
--acceptksn | Kaspersky Security Network(KSN)に参加することに同意します。Kaspersky Security Network に関する声明の文章は、アプリケーションパッケージに含まれている license.txt ファイルに記載されています。本パラメータを設定しない場合、アプリケーションはコマンドラインで参加を求める文言を表示します。KSN への参加に同意するには、キーボードの Y キーを押します。 |
--declineksn | Kaspersky Security Network(KSN)への参加を拒否します。本パラメータを設定しない場合、アプリケーションはコマンドラインで参加を求める文言を表示します。KSN への参加を拒否するには、キーボードの Y キーを押します。 |
--u | アップデートを実行します。 |
-o <ファイル名>
-c <ファイル名> |
構成ファイルを設定します。このパラメーターが指定されていない場合、updater.ini 構成ファイルがデフォルトで使用されます。 |
-t | トレースの生成を有効にします。 |
-d | アプリケーションがクラッシュしたときにダンプファイルを作成するようにします。 |
-s | サイレントモードを有効にします(メッセージが表示されなくなります)。 |
-r | レポートの生成を有効にします。 |
-h | パラメーターに関する説明を表示します。 |
-- proxy_login <ログイン> | プロキシサーバのログインを設定します。 |
-- proxy_password <パスワード> | プロキシサーバのパスワードを設定します。 |
-u パラメーターを使用してコマンドラインから初めて Update Utility を起動する際は、license.txt ファイルに記載されている使用許諾契約書 / 製品とサービスのプライバシーポリシー / Kaspersky Security Network に関する声明 に同意するか確認する文言が表示されます。license.txt に記載の内容をよくお読みください。同意する場合は、キーボードの Y キーを押します。
Kaspersky Security Network への参加に関する決定を変更するには、テキストエディタを使用して updater.ini ファイルを開き、AgreedWithKsn パラメーターを次のいずれかの値へ変更します:
- true:Kaspersky Security Network に関する声明に同意する場合
- false:Kaspersky Security Network に関する声明に同意しない場合
コマンド例
このコマンドを用いて Update Utility 4 for Windows を実行すると:
- updater.ini 構成ファイルが使用されます。
- サイレントモードで起動されます。
- トレースが生成されます。
- ファイル report.txt にレポートが記録されます。
プロキシサーバーへのアクセス用のユーザー資格情報の保存
Kaspersky Update Utility for Windows は、プロキシサーバーへのアクセス用のユーザーアカウント資格情報を現在のユーザーフォルダ(%USERPROFILE%\.kuu\updater_s.ini)に保存します。さらに、資格情報は、Windows の暗号化ツールによって暗号化されます。資格情報をディスクに保存しない場合は、ユーティリティのコンソール版を使用して、次のコマンドラインパラメータにより、ユーティリティのセッションごとに資格情報を送信してください:
- --proxy_login <ログイン>
- --proxy_password <パスワード>
個別の非特権ユーザーを作成します。このユーザーで Kaspersky Update Utility を開始します。手順については こちらの記事 を参照してください。