Trojan-Ransom.Win32.Rector を駆除するためのツール(RectorDecryptor)
更新日: 2023年09月25日
Article ID: 4264
感染を防ぎたいですか?カスペルスキーの新しいアプリケーション で安全でプライバシーを守ります。
Kaspersky RectorDecryptor をダウンロードするには、[ ダウンロード ] をクリックします。
Trojan-Ransom.Win32.Rector マルウェアは、コンピューター上の JPG、DOC、PDF 及び RAR ファイルを暗号化し、復号化するための身代金を要求します。このマルウェアによって暗号化されたファイルを復号化するには、Kaspersky RectorDecryptor ツールを使用します。
感染しないように対策するには:
- 新しいカスペルスキーアプリケーション をダウンロードしてインストールします。画面ロックやファイル暗号化を行うマルウェアから保護する機能が搭載されています。
- インストール後は、こちらの記事 に記載の手順で設定を行うことを推奨します。
Kaspersky RectorDecryptor を使用してファイルを復号化する方法
- Kaspersky RectorDecryptor ツールをダウンロードします。
- 感染したコンピューターで rectordecryptor.exe を実行します。
- 使用許諾契約書が表示されますのでよくお読みください。同意される場合は、[ Accept ] をクリックします。
- [ Change parameters ] をクリックします。
- 復号化の完了後に拡張子 .vscrypt、.infected、.bloc、.korrektor の暗号化されたファイルのコピーを削除したい場合は、[ Delete crypted files after decryption ] をクリックします。
- [ OK ] をクリックします。
- 暗号化されたファイルを 1 つのフォルダーにコピーします(フォルダーの拡張子がマルウェアによって変更されていない場合)。
- [ Start scan ] をクリックします。
- 暗号化されたファイルまたは暗号化されたファイルのあるフォルダーのパスを指定します。
システムドライブ(通常は C:\)にレポートが保存されます。レポート名は、次の命名規則で決定されます。
RectorDecryptor.Tool_version_Date_Time_log.txt.
コマンドプロンプトからツールを使用する方法
使用可能なコマンドプロンプトパラメーターのリストを表示するには、次のコマンドを使用します:
<rectordecryptor.exe ファイルへのパス>\rectordecryptor.exe -h
コマンドプロンプトからツールを使用するには、次の表のパラメーターを使用します: