カスペルスキー インターネット セキュリティ 2018 の隔離機能
更新日: 2023年5月26日
Article ID: 13928
カスペルスキー インターネット セキュリティ 2018によってウイルス駆除のために変更または削除されたファイルのバックアップコピーが、隔離の領域に保管されます。
バックアップコピーは特別かつ安全なフォーマットで保管されるため、コンピュータに危害を加えることはありません。
既定では、カスペルスキー インターネット セキュリティ 2018で駆除できないファイルは削除され、そのファイルのコピーは隔離フォルダーに保管されます。ファイルが確かに安全であることが確認できている場合、手動で元の場所に復元することもできます。
確かに安全であることが確認できている場合を除き、隔離の領域からファイルを復元することは推奨しません。
隔離からファイルを復元または削除する方法
隔離画面では、隔離されたファイルに対して以下を行うことができます。
- 隔離されたファイルを元の場所へ復元
- 隔離されたファイルの削除
- 隔離されたファイルが保存されていたフォルダーを開く
隔離に保管されたファイルを復元または削除する方法
- 製品メイン画面を開き、[ 便利ツール ]をクリックします。
- [ 隔離 ]をクリックします。
- 隔離画面が開き、隔離されているファイルの一覧が表示されます。項目を右クリックするとショートカットメニューが表示され、ファイルを削除したり復元したりできます。全てのファイルを一度に全て削除するには、[ すべてのファイルを削除 ]をクリックします。
隔離に移動されたファイルの保存場所
隔離に移動されたファイルは、独自のバイナリ形式で以下のフォルダーに保存されます。
%PROGRAMDATA%\Kaspersky Lab\AVP18.0.0\QB
フォルダーを開く方法
- キーボードで[ Winキー ]を押しながら[ Eキー ]を押し、エクスプローラーを開きます。
- 以下をコピーしてエクスプローラーのアドレスバーに貼り付け、エンターキーを押します。
%PROGRAMDATA%\Kaspersky Lab\AVP18.0.0\QB
脅威を検知時の自動処理を無効にする方法
初期設定では、駆除できないファイルはすべて自動で削除される設定になっています。脅威の検知時に処理を手動で選択するには、以下の設定を行います。
- 製品メイン画面を開き、左下にある歯車のアイコンをクリックして設定画面を開きます。
- [ 推奨される処理を自動的に実行する ]のチェックを外して無効にします。