カスペルスキー製品によって特定の Web サイトがブロックされる または 一部が表示されない

更新日: 2023年07月17日 Article ID: 15335
 
 
 
 
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  • カスペルスキー スタンダード、プラス、プレミアム
  • カスペルスキー インターネット セキュリティ
  • カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ
 
 
 
 

問題

Web サイトへアクセスしようとすると、"信頼済みでない Web サイトの閲覧がブロックされました" または "危険な Web サイトの閲覧がブロックされました" と表示される場合があります。

原因

カスペルスキー製品は、Web サイトへのアクセスをブロックする場合があります。カスペルスキー製品によって Web サイトがブロックされる または 一部が表示されない場合、次の理由が考えられます:

  • Web サイトにフィッシングリンク / 悪意のあるコード / その他の脅威が含まれている
  • Web サイトにアクセスすると、上位レベルの Web サイトのコンテンツがロードされる場合があり、Kaspersky Security Network では安全でないとみなされる可能性があります
  • Web サイトに特定のユーザーにとって不適切なコンテンツ(アダルトコンテンツ)が含まれている(保護者による管理が有効になっている場合、そのような Web サイトはブロックされます)
  • 脅威とは関係ないその他の問題
  • Web サイトの証明書の問題。これは偽の Web サイトの兆候である可能性があります。また、この問題の原因として、Web サイトの証明書が期限切れになっているか、または Windows のルート証明書に基づいた Web サイト証明書の期限が切れていることが考えられます。
    例えば、2021 年 9 月 30 日に DST Root CA X3 証明書が期限切れになりました。この Web サイトの基盤となっている Windows のルート証明書を表示するには、カスペルスキーの通知で 証明書の表示 をクリックし、証明のパス タブを開きます

    ブラウザでのルート証明書の表示の仕方

ブロックされている Web サイトの所有者様の場合には、こちらの記事 に記載の内容もご確認ください。

解決方法

Web サイトに脅威が含まれていることを示す通知画面が表示されている場合は、下記に記載されている手順に従って Web サイトを開けるようにすることはおすすめしません。
  1. もし、ルート証明書の期限が切れていることに関係する問題であれば、証明書を更新してください。手順については こちらの記事 を参照してください。
  2. Google Chrome を使用していて、CERT_DATE_INVALID というエラーメッセージが出た場合は、コンピューターの システム日付 とブラウザ証明書の有効期限を確認してください。日付が正しく、ブラウザ証明書の期限が切れていない場合は、リクエストのトピックを選択し、カスペルスキーカスタマーサービス へお問い合わせください。
  3. 「このページにアクセスできません」または「接続がタイムアウトしました」というエラーが表示された場合は、アンチバナーまたはプライバシー保護コンポーネントを無効化し、再度ページを開いてみてください。リクエストのトピックを選択し、カスペルスキーカスタマーサービス へお問い合わせください。
  4. カスペルスキープラグインがインストールされ、ブラウザー上で有効になっていることを確認します。手順は こちらの記事 をご参照ください。
  5. カスペルスキー VPN セキュアコネクション がインストールされている場合は、無効にしてみてください。
  6. Web トラフィック内へスクリプトを埋め込む機能を無効にします。
    • スタンダード、プラス をご利用の場合の手順:- [ セキュリティ設定 ] の順で移動し、[ 詳細設定 ] セクションで [ ネットワーク設定 ] を選択します。[ トラフィック処理 ] セクションで [ Web ページと連携するため Web トラフィック内にスクリプトを埋め込む ] のチェックを外します。
    • インターネット セキュリティ、スモール オフィス セキュリティ をご利用の場合の手順:[ 設定 ] 画面を開き、[ ネットワーク設定 ] 画面で [ Web ページと連携するため Web トラフィック内にスクリプトを埋め込む ] 項目を オフ にします。次に、[ 続行 ] - [ 保存 ] - [ はい ] の順にクリックします。
  7. 該当の Web サイトが HTTPS 形式の Web サイトの場合は、暗号化された接続のスキャン機能によるスキャンから除外する設定を行います。設定手順は こちらの記事 をご参照ください。
  8. 銀行または支払いページで問題が発生した場合は、保護されたブラウザーでその Web サイトを開かないように設定します。手順は こちらの記事 をご参照ください。
  9. 信頼している Web サイトでダウンロードがブロックされたり、悪意のあるオブジェクトの警告を受けた場合、エラーの スクリーンショット を撮り、リクエストのトピックを選択して、カスペルスキーカスタマーサービス にスクリーンショットを送信してください。

解決しない場合

 
 
 
 

"信頼する Web サイト" として Web サイトを登録する方法 (スタンダード、プラス、プレミアム)

 
 
 
 

"信頼する Web サイト" として Web サイトを登録する方法 (インターネット セキュリティ、スモール オフィス セキュリティ)

 
 
 
 
 
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